
難しい話が続いたので、
簡単に
遺伝要因
母親や姉妹が子宮内膜症なら、自分は?
子宮内膜症の遺伝の仕方は、高血圧や糖尿病などのように、いくつもの遺伝的要因と環境要因が重なって起こるタイプの遺伝です。母親や姉妹が子宮内膜症ならば、自分が子宮内膜症になるリスクは一般女性に比べて6~7倍に上昇します。
また、子宮内膜症は白人女性に多いとされていますが、無症状の子宮内膜症はアジア系に多いとされています。
子宮内膜症になりやすいかどうかを、遺伝子レベルで解析する研究がありますが、専門的すぎるので省略します。
年令
19~20歳より前、中学高校生ぐらいから子宮内膜症が疑われるような強い下腹部痛がある場合、子宮奇形が原因でないかどうかチェックしておくのがよいです。子宮の一部が閉鎖していて月経血が外に出にくいタイプの子宮奇形では、月経血が子宮の中にたまったり、子宮内膜症ができて、周期的に強い症状が出ます。
ストレス
ストレスが免疫に影響して子宮内膜症の発生、増悪に関係しているという説があります。
内分泌撹乱物質(環境ホルモン)
最近あまり話題になりませんが、ビスフェノールAやフタル酸エステルなどが原因となって子宮内膜症が生じる可能性があります。

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