新しい詩です。『野良犬』という作品です。
 
 
 
『野良犬』
 
 
俺たち野良犬
 
いきなり鎖を外されて
 
朦朧とするまま、この世界に飛び込んだ
 
黄昏の荒野を、手探りだけ彷徨う
 
今日の墓場か寝床を求めて
 
ただひたすらに土をえぐる
 
記憶の片隅にある
 
昔、神様が投げたというあの骨は
 
未だに見つからない