学校へ行かないと勉強が遅れてしまう。
高校に行くためには受験があるから、
何としても勉強はさせないといけない。
先日、
近所の美味しいパン屋さんの
イートインコーナーで
パンをいただいていてい時、
お隣のテーブルのお母さん方が
話しておられた。
お子さんが中3で学校を
休みがちであると言うお母さんからすると、
この上なく心配な事なのだと思う。
実際に我が家の子供達も、
まさしくそんな状態だった。
それどころか、
学校には全く通わずに塾にも通わない。
家でも教科書もノートも開く事なく
中3の時期を過ごしていた。
でもそれぞれ高校には進学した。
入学した学校はそれぞれ違ったけれど。
そして、
親である私の想いや担任の先生の想いを
強く押して入学にこぎつけた学校とは、
結局合わなかったように思う。
受験に際して、
子供より悩むのがいい母だと思っていた。
大切な子供の為だもの。
子供の為に私が頑張らなくては、と。
子供にとって自分が考えれるかもしれない
少しのすきままで、
私の暑苦しい愛で埋め尽くして
しまったのではないかと思う。
この子は出来ないから、
と思っていたけれど、
できる機会を奪っていたのは
他ならぬ私だったように思う。
実際に私が受験という
事柄から心を離したら、
子供は自分のペースで
自分がやろうと思う事を
やっていったように思う。
母として初めての子供の受験を迎えた時、
どうしたらいいのだろうと心が揺れていた。
放っておいたらこの子は
行き場を失ってしまう。
私がなんとかしないと、
とがむしゃらだった。
2回目。
少しでもいってみたいと思う学校があるのなら、
その学校へ機会があるたびに
私が通って情報を集めてあげなくては、
と必死になった。
子供が行きたがらなければ、
私が1人でも頑張る。
本当に1人で頑張った。
3回目。
さすがの私も経験から色々と学んだ。
私が行かせたい学校も、
本人が行きたいという学校も、
私が頑張ったところでなんともならない。
自分の事だもの、
自分のやり方やペースでやれば良い。
子供にゆだねた。
丸投げしたわけではない。
子供が望めば、
オープンキャンパスにも度々通った。
子供と一緒に。
受験が近づいてもなかなか勉強しない。
やらなくちゃと思っているのに
出来なかったように思う。
「何か手伝う事があったら言ってね」
それだけをつたえた。
そして頼まれたことだけをやった。
全てを叶えられたわけではないが。
子供が出来ないと決めつけたのは私。
そして暑苦しい愛を押し付けまくった。
元気な子なら跳ね返す事もできるだろう。
心や身体が弱っている子供は
受け入れる事しか出来なかったのかもしれない。
子供の為という印籠をかざして、
身体にいいからと、
私の愛で煮えたぎった熱湯風呂に
つかる事を強要していた気がする。
少なくとも、
私ならそんなことはごめんだ。
でも子供達は必死で熱湯に
つかってくれたのだろう。
母が子供に感じる愛よりも、
子供が親に注ぐ愛の方がはるかに強いと
聞いたことがある。
子供の愛に甘んじてしまっていた私に
やっと気付けた気がする。
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