受験生の母 〜私の場合〜 | こころのおにぎり。

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子供の進路
本人以上に悩むのが母だと思っていた。

子供が小さい頃から、
先輩ママ達の苦悩を見聞きしてきた。
勉強をしない子供や、
頑張っているようだけど
成績が上がらない子供。
特に受験の時は、家族中ピリピリ。
家庭に受験生が1人いるという事は、
大変な1年を過ごすと言う
イメージがあった。

母は大変。
そう思っていた。

昨年、高校受験を控えた三女は、
中学校の先生とのトラブルから、
学校へ行かない選択をしていた。
いわゆる不登校だ。

行きたいと思っていた
公立高校があった。
でも出席しない事には
内申点がもらえない。
学校へ通わない選択をした時点で、
希望の学校に行く夢は
途絶えてしまった。


それでなくとも
心も身体も疲弊しきっていた娘に
勉強を課すというは、
余りにも酷だった。
でも本人は高校へ通いたい。
どこか行ける学校、ではなく
行きたい学校へ。

中学校へ行かない選択をした5月。
進みたい高校は全くわからなかった。
行きたいと思っていた
憧れの高校に進学する事は
無理だと言う事だけが
はっきりしていた。

母として、私はどうすれば良いか。


遡ること数年前から
我が家の娘達は3人とも
不登校を経験している。
引きこもりにもなった。
そして同時に私もひどいうつだった
過去がある。

当時、
引きこもっていた娘達を前に
悩んでいた。
どうすればこの子達が
元気に戻れるか。

お母さんが変われば子供も変わります
お母さんが変わってください
そうすればお子さんも変わります
ずっとそう言われ続けていたけれど、
方法がわからなかった。

どうすれば。。。

何をしても上手くいかなかった。
もう諦めよう。
何度もそう思った。

挑戦するのはこれで最後にしよう。
これで無理なら人生を諦めよう。
そう覚悟を決めた時、道が開けた。
それはあまりにもシンプルな事だった。

自分を認め愛する、と言うこと。
「どんな自分も信じる私」を
手に入れたのだと思う。

起こる事全てに意味があるのだろう。
それなら、
そこから感じる必要以上の感情に
引きずられるなんてもったいない。

NGだと思っていた事にOKを出せる。
必要だからこそ起こっているのだから。

そのことが自分の中で
ようやく腑に落ちた。
今からちょうど2年前。
そして私も娘達も
少しずつ元気な頃の自分に
戻っていった。


昨年受験生だった娘は、
学校へ行けない状況だった。
行かないといけないのに、
と苦しんでいたのは娘なのだ。

5月に学校へ行かない事を決めた時、
私はもう一度
「どんな自分も信じる私」を
再確認した。

学校へ行かない事はNG
だけど、
行けないんなら行かなくていいじゃん。
行かないことはOK

勉強をしないといけないのに
出来ないからNG
今出来ないんなら、しないのはOK

私がした事は、
娘を信じ、
信じている私自身を信じたこと。

娘はずっと勉強に取り組む事が
出来なかった。
やらないといけない事は
わかっていても、
身体と心のバランスが
崩れ過ぎていたのだと思う。
1番不安だったのは本人のはず。

その姿を見て私が不安を感じた時は、
自分自身を見つめた。
あなたの幸せは何?
今既にある幸せを再確認する。

辛そうな娘にマイナスのイメージを
感じる事は全くない。
今、
彼女が出来る最大限の事をしている。

それが、
しんどいと言って
お布団でごろごろしていたり、
寝ていたりする事だったとしても。
それが回復に向かって頑張っている
今の娘の姿だと思った。

いじらしくて可愛くて。
頑張っている娘が
嬉しくてたまらなかった。
なんと幸せなんだろう。

私が1年間やり続けたのは
たったこれだけだったと思う。
娘を信じ、
信じている私自身を信じたこと。

私の感情が全てだと確信した。


娘は自分で行きたい学校を見つけ、
無事合格した。
そして毎日楽しく通っている。


子供の進路
本人以上に悩むこと。
私がそれをしたとして、
いったいどうなっただろう。

悩んで苦しんだところで、
何のプラスがあっただろう。
だって、実行するのは私じゃない。
子供本人にほかならない。
私が必要以上に不安になって、
その気持ちを持ったまま
子供に接するなんて、
マイナスのパワーの押し付けに
なるのではないか。

娘の受験を通してわかったこと。
子供を信じ、
信じている私自身を信じるだけ。
たったそれだけで、
子供が自分で進学したい学校を決め、
合格通知を手にする事まで出来たなんて。

親が子供の心に寄り添う事が出来れば、
子供も持てる力を最大限に
発揮しやすくなるのではないだろうか。

私の感情が全てを変える。
きっとこれは受験に限った事ではない。