夢をかなえるクマ

夢をかなえるクマ

「世界の皆が教育を受けられればいいな」と想い、日々もがいているシロクマによるブログ。
ただ今、青年海外協力隊としてケニアに理数科教師で派遣中。

帰国後は人材派遣会社に入って、「人と会社」を繋ぐお仕事がしたい

Amebaでブログを始めよう!
どうもです

今回はなんと、活動とは少し離れて
自分の将来ビジョンへのアクションを行いました

配属先の長期休暇を利用して
ずっと前から働いてみたいと感じた施設に
10日間ほど手伝いに行きました。

目次は
1)基本情報
2)インターンシップ活動内容
3)学んだ事(知った事)
4)この経験をどのように活かすか
この通りでいきまーす。

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1)基本情報
・ストリートチルドレンの更生施設で、基本的に自立するまで支援する。(最低でも学歴はセカンダリーまで支援する)
・チルドレンは2歳から22歳くらいまでいて合計約140名。
・毎年12月にストリートに子供を保護しに行く。(人数は予算次第で決まる)
・チルドレンは基本的に親がいなく、いたとしても問題あり(アル中、虐待)
・プライマリースクールからは地域の学校に通い始める。
・各学校の授業が終わり、施設でextra授業あり。
・Gilani’s family(インド人)がNGO設立し、施設のマネージャーはEzkiel(ケニア人)

2)インターンシップ活動内容
9:00-12:30 プライマリー高学年に対しての数学の授業
終盤2日間は、マネージャーの意向により子供の休憩に重点を置いた。つまり、授業が無かった。
基本的に空いている時間は、マネージャー、アタッチメント、子供にインタビュー。

3)学んだ事(知った事)
・一般的なボーディング公立初等学校に似た環境なので、子供達のスワヒリ語レベル、英語レベルはとても高い。
・ボーディングと異なる所は、子供には正式な親がいない事。精神的なケアが必要になり、先生も親の役割も必要となる。上級生は兄、下級生は弟みたいな関係図。
・子供達は、初めは人に対し恐れを感じ、なかなか近づかないが、徐々に慣れていくと、ペタペタ懐いてくれる。
・子供達の施設に対する満足度が高い。(ストリートに戻りたくない願望強い)
理由としては、衣食住がしっかりしていて、親代わりとなるマネージャーもいて、兄弟みたいな仲間もいるからである。
・子供達は空いている時間は大人数でTVを観る。(ジャンルは基本的にアクションムービー系)
・子供たちの就職先は自分で見つける。(就職支援センターはなし)
・外国から来るNGO団体はアタッチメントから人気がある。(職歴にNGOの推薦書を書いてもらい、就職活動に活かす)
・卒業生の中に、携帯系の開発で新聞に取り上げられるほど、実績のある人を輩出している。
・情操教育として、空手とアクロバティックを教えている。

4)この経験をどのように活かすか
・将来、ストリートチルドレンを対象とした職業訓練校を立てた時の参考にする。(特に、親の代わりの先生、兄弟みたいな仲間との人間関係作り)
・自分が親になる時、死ぬ事だけは避けられるよう健康面に気を付ける。
皆さん、こんばんは

26歳になって初めての投稿

生まれて初めて誕生日の瞬間を人と過ごしたかもしれない

最近は、感情の浮き沈みが少ないはずだったが

涙がぽろっと出そうになったのは内緒の話ということで・・・

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今回は、帰国までに必ず達成すると決めた目標である

「生徒1,000人出席」

がどこまで達成できたかの中間報告とする。

最近の活動は、主に3つ
1.校長が集まるミーティングで「連絡帳(レター)」「授業研究」プレゼン
2.1.で仲良くなった校長の学校に訪問し、先生達に「連絡帳(レター)」「授業研究」プレゼン
3.元?配属先の学校で基本のんびりし、空き授業ができたら飛び入り授業


今週の火曜から地域統一中間試験があったので、
これを良い機会に「レター」を導入した。

日々のプレゼンの効果もあって、認知度が高まっていて11校で実施する事が決まった。
どんな事を実施するかというと、
試験代納入期限1週間前に「納入額」、「納入期限」が書かれたレターを生徒から親に渡してもらうだけである。
こちらの学校では、基本的に1学年2クラスあるので、片方にはレター有、もう一方にはレター無クラスを作り、この差をレターの評価とする。

いつもは1校ずつ、自分が管理し、評価の紙も自分で記入していたが、今回はなんと11校が対象である
1人では同日程で全ての学校を回り、管理する事はできない
こんな個人的な趣味に付き合ってくれる仲間等いない

そこで利用したのが、「携帯電話」
SMSと電話をこれでもかってくらい頻繁にしまくった

その結果、9校の校長達が自ら管理し、評価の紙を記入してくれた
予想では、11校中2~3校かな。。。と思ってたのでこれは嬉しい


そこで、レターの評価の発表!

<レター有>-<レター無>=14.06%

9校でのデータを平均すると、レター有のクラスが無に比べて14.06%の生徒が納入率が高い
つまり、その分生徒の出席率は高い


<各学校の生徒総数>×<各学校のレター効果%>を9校分足すと
592人!


この数は、各学校の生徒が教育費未納で帰らずに済んだ数の総数を表す
私の目標としては、この数を「1.000」まで伸ばす事である

よって、後は408人!!

今、契約を交わしたこの9校を持続的にカバーしつつ、
新規開拓を狙いまくります。
最近の気持ちは、営業マン。

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以上が中間?報告となる。
あと任期7ヵ月だけど、
この目標は次の試験時にクリアしようと計画立てている。

本来の理数科教師の仕事にそろそろウエイトも置かなくちゃいけないので。。。
次回のブログでレターの話を終わりにして、それ以降は「授業研究」の話を中心に書く事を目標として、日々の活動にさせて頂きます。

長文、読んで頂きありがとうございます!
今後も宜しくお願い致します。
皆様、こんにちは。

今期が本気、気持ちは大政奉還を成し遂げた坂本龍馬の如く活動する伏見です。

今回は、配属先を離れて、地域を巻き込んだ良い学校環境作りに励むお話です。

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題意の通り、ジョブチェンジを果した

「Teacher」→「Officer」


今までは、決められた一つの学校で理科と数学を教えていく先生

要請内容では、配属先の先生に対する教授法の伝授を求められていた

赴任してから半年経ち、自分の活動に疑問を持ち


本当に必要なことは「出席率」「学校-保護者間のコミュニケーション力」を向上させることだと確信した

他の学校を訪問しても同じような課題が挙げられている


そして、配属先で唯一効果が出た「Communication Letter」

改良の余地はまだまだあるけど、これは上記で述べた「出席率」「学校-保護者間のコミュニケーション力」を向上するツールとなると考えた


「日本を良くしたい」と土佐藩を出た坂本龍馬に見習い
「ルニェンジェスを良くしたい」という思いから、配属先であるギクーリ初等学校を出ることを決意した。(JICA側は承認してくれています。)


自分と同じ志を持つ者を探していたら、「Mrs.Mviri」と出会った
彼女は、District Education Office で TAC tutor(Teacher Advisory Centre)として働いている
(日本でいう学校教育担当の市役所的な感じ?)


今学期からは、彼女のいるオフィスに通い、時間が出来たら一緒に学校を回って、「Communication Letter」のプロモーションを行っている


彼女はルニェンジェスの各学校では、ボス的な扱いを受けている
学校に訪問する彼女は、校長からの尊敬の眼差しで輝いている

一人で学校を巡回していた時と違って、学校側の対応は「お客さん」扱いではなくなり、真剣に学校運営について話し合う
プレゼンに対しても「それいいね!」の一言では終わらず、貴重なフィードバックを貰える

その中で、とりあえず1校、協力してもらえる事が決まった
その1校を全力でサポートするのと同時進行で、新規開拓を目指すMrs.Mviriと私

私達が担当する学校は25校
前回のブログで述べた目標は「生徒1,000名 出席」を叶える為には12,13校くらいの開拓が必要となる

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かっこよく「Officer」とか言ってみたけど、
実際は「ボスに付いてくる日本人」ですな。

ちなみにこのボスは僕の事を皆の前で「Last born」と紹介する。
「私らに残された最後の望み」みたいな意味だと勝手に捉え、喜んでましたが、

「私の息子よりも若い」と周りの先生に対し説明していた所以、どうやら「末っ子」と訳した方が良い事に気付き、僕らの関係性も明らかになりました。


今の自分のマインドをこのボスに伝えきれれば、自分がいなくなってもこのボスが伝えてくれる気がするのです。

まあ、なにはともあれ、あと2学期分、走りまーす。


P.S 今回の記事では、Communication Letterの話だけでしたが、実は授業研究とか他の企画も考えて学校巡回しております。一応、理数科教師の魂も持っております。そこらへんの話は次回以降で!!