前回・前々回と、一般財団法人行政書士試験研究センターが発表している
受験に関する情報のデータ分析をしましたが、
今回もその続きです。
(前回の記事)
(前々回の記事)
前回・前々回で挙げた世代間合格率(全体合格率を100とした場合)をまとめると、
以下のようになります。
平成29年度 平成28年度 平成27年度
10代以下 58.13% 87.87%(+29.74%) 67.63%(+9.51%)
20代 116.57% 102.36%(-14.21%) 122.22%(+5.65%)
30代 120.72% 112.90%(-7.82%) 121.87%(+1.15%)
40代 98.27% 102.38%(+4.11%) 94.67%(-3.60%)
50代 79.49% 86.92%(+7.43%) 74.83%(-4.66%)
60代以上 67.25% 80.25%(+13.01%) 51.41%(-15.83%)
全体合格率 15.72% 9.95% 13.12%
このように並べてくると、
「合格率が10%を超えると20代、30代の受験生の合格率が上がって世代間格差が広がり、
合格率が10%を下回ると世代間の合格率の差が縮まる。」
という傾向が近3年から読み取れます。
ここまでは、数字を読むだけですが、
ここからはセンターが公開していない部分を
予測で補って分析していきます。
「合格率が10%を超えると20代、30代の受験生の合格率が上がって世代間格差が広がり、
合格率が10%を下回ると世代間の合格率の差が縮まる。」
という傾向は、おそらく世代間で得点分布が異なっていると考えられます。
つまり、20代受験生の得点分布イメージは、以下のようになり、
例えば、50代の得点分布イメージは以下のようになります。
あくまでイメージですから、実際の得点分布とは異なるでしょうが、
合格基準の上(イメージの180点)部分と合格基準の下(イメージの160点)の部分を比べて、
20代30代は160点部分により多くの受験生が位置し、
50代は160点と180点部分であまり変わらない受験生が位置しているので、
合格率が上がった場合の合格率に差が出ると推測されます。
これを受験に活かすとすれば、
20代・30代の受験生は、受験の基本とも言える「もう一押し」が効くようにすることで、
合格率が低いときでも合格の可能性を上げることができると言えます。
一方、40代以上の受験生における上位得点者の割合は、20代・30代の受験生と遜色がなく、
講師経験上、このエリアに入ってくる方は、
勉強に対するマイナス要因を跳ね除けるような、
そのキャリアに裏付けられた自分の勉強法を持っている方なのかなと。
ですから、40代以上の方は、「自分の勉強法」を確立することで、
合格の可能性を高めることができると思います。
とはいえ、「自分の勉強法」は簡単に確立することができるものではありませんから、
まずは「もう一押し」のラインを目指して、
具体的には正解率60%弱の部分を意識して勉強するのが、
段階的な勉強方法としてお勧めと言えます。
データはデータに過ぎず、万人に当てはまるものではありませんが、
過去の試験の傾向は、自身の勉強の参考になるはずです。
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