2011年11月17日。
あたしはこの日を生涯忘れない。
6歳になる愛犬、イブがこの世を去りました。
当時、付き合っていた彼と一緒に飼ったパピヨンの男の子。
生後2か月に満たないその子は、本当にやんちゃな子だった。
物はなんでも破壊するし、いたずらばっかり。
家の中でも繋いでおかないと、家中大変なことになった。
成犬になっても相変わらず。
お腹が空くととにかく機嫌が悪くて、、。
でもすごく優しい子で、そして寂しがり屋で、でもいつも明るくて。
みんなにパワーをくれる子だった。
イブが4歳の時に彼と別れ、私が一時引き取ったものの、協議の末、彼のもとに行くことになった。
今でもこのときのことを思い出すと胸が痛む。
なんで無理にでも一緒にいなかったのか。
でも時折彼から来る連絡ではだいぶ元気そうで、たまに会いに行くと尻尾がちぎれるんじゃないかってくらい尻尾を振って、本気で喜んでくれた。
正直、望めばいつでも会えると思っていた。
だけど今年の夏の始まり頃、彼の仕事が多忙となって出張が増えて家にいることが少なくなり、一時富山の彼の実家に預けられることになった。
富山へ行く前日、会いに行った。
いつも通りイブははしゃいで、一緒にぬいぐるみ投げで遊んだ。
そして一緒に写真を撮った。
イブは若干緊張気味。
まさかこれが最後の一緒の写真になるなんて。
今夜は、職場の飲み会があり、その最中、信じられないくらい思いっきり舌を噛んだ。
酒がひどく浸みた。
今思うと、このときイブの身に事故が起こったのだと思った。
時間が一致していた。
そのときはもちろん何も知らない。
家に帰った途端、嗚咽を漏らしながら彼が電話をかけてきた。
異常なことはすぐ察知した。
でも私の口からは言いたくなかった。
直感で感じたことが当たっていた。
不慮の事故だった。
夜8時頃、苦しむことなく、眠るように息を引き取ったって。
離れてからというもの、イブを思い出さない日は、1日もなかった。
時折イブの名前を呼んでいた。
声が届く気がして。
今夜も何度呼んだだろうか。
イブ、ありがとう。
イブから教わったこと、いっぱいだね。
イブって名前で男の子って珍しいけど、二人でいろいろ悩んで、古代エジプト語から「イブ(=心)」と名付けたんだよ。
本当の自分の子のように思ってたよ。
今でも思ってる。
また、いつか会えるよね?
だいぶ先になっちゃうけど、ママのこと虹の橋で、待っててね。
イブ、私と出会ってくれて、ありがとうね。