会える時に会っておけ〜大杉漣さんの訃報に接して〜 | 南風 オハヨウ

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アイドル、鉄道の旅、そして・・・

行ける時に行っておけ

 

最近のように

アイドルグループの解散や

メンバーの卒業が多い状況では、

いつ解散や卒業があるかわからないから

行けるんだったら行っておけ

という意味に使われることが多い表現。



でも私が使うときには意味が違います。

いつ自分がこの世から

いなくなるかわからないから

行けるんだったら行っておけ

という意味です。

だからむしろ表現としては、

会える時に会っておけ

なんです。

 

病気をして、今は元気ですが、

いつ再発するとも限らない。

実際に一度再発してるのですが、

次に再発したら

アイドルの現場に

復帰できるかどうかはわからない。

そんな中で思っていることが、

会える時に会っておけです。

 

会うことによって

生きる元気ももらえますしね。

 

さらにこうやって活発に

動いている中での

出会いは大切にしたい。

ファン同士の出会いもそうですし、

アイドルからアイドルへのつながり、

それは時にアイドルの枠を飛び出しますが、

それらのつながりも大切にしたい。

 

だからどんどん手が

広がっちゃうんですけどね💦


 

昨日、大杉漣さんが急逝しました。

大変驚きました。

バリバリに活躍されていたのに・・・

本当に急なことだったようですね。


誰にとっても明日があることは

全く保障されていない。

当たり前のことだけど忘れがちなことを

思い起こさせられました。



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大杉さんの出演している

映画『風のたより』。

少し前にこのブログでも書きましたが、

最初はいぎなり東北産の

伊達花彩ちゃんから、

次に仙台Clear'sの岩屋りかちゃんから

たどり着いた映画。

これもつながりのひとつ。

 

この映画で大杉さんは、

主役のくるみ(新木優子)の祖父役。

震災後閉じていた

喫茶店を再建しようとしていたが、

それをくるみに託することで、

生きる道を見出して欲しいと願う。

そのために検査が済んでいるにもかかわらず

知人の医師にそのまま入院させてもらい

くるみに開店準備を任せる。

しかしその途中で急に亡くなってしまう。


そういう話です。

 

大杉さんの急逝の報を聞き、

この映画のことが思い浮かんだのは、

そういう話ゆえのこと。


大杉さんのご冥福を祈りつつ

この映画のDVDを

今夜改めて見ようと思います。




会える時に会っておけ。

そしてそこからの人とのつながりは

大切にすること。

大杉漣さんの訃報に接して

そのことを改めて思ったのでした。