今週はTさんの人生の転機についてご紹介します。
私は新宿土曜日チームに参加してからまだ間もないので、
Tさんはどんなバックグラウンドを持っているのだろうと興味を持っていました。
<Tさんについて>
中日ハーフの父親と中国人の母親を持つ。
中国の黒竜江省(ロシア国境沿い)で生まれ中学1年まで中国で生活。
中日バイリンガル
<日本へ移住~中学校の生活>
中学1年のある日、日本人の祖母の意思で一家まるまる日本へ移住。
埼玉県のとある公立中学に通う。県内でも有数の不良が多い学校。
中国語しか話していなかったため、日本語の授業はすべてちんぷんかんぷん。
1か月授業を聞いていたものの、さすがに日本語が理解できないため、
特別授業をくんでもらい、国語の先生とマンツーマンになり日本語の勉強。
まずは「あいうえお」から。そのためクラスメイトからは「新人君」と呼ばれる。
中学3年にはほぼ日本語を理解できたいたにもかかわらず、あだ名はやはり「新人君」。
この時の国語の先生には今でもお世話になっているそうで、年に数回お会いされている。
→学校の恩師と今でも続く関係ってのは素晴らしいですね!
高校進学の際は、特別扱いされたくないという思いがあり帰国子女枠での受験をせず。
しかしながら、一般入試では厳しい現状もあり、得意な数学を活かした数学検定での推薦
という道を選ぶ。
数検を学校で受けられるようにするために、同級生に呼びかけ学年90人中35人が受験。
また、その思いは学校をも動かし問題集や参考書は学校が無償で配布。
見事、数検に合格し、それ推薦として利用し、商業高校に進学。
<商業高校の生活>
商業高校では、8割を超える大多数の生徒が卒業後就職するため、
また経済的理由もありTさんも就職を考えていた。
しかしながら、なぜか大学に行って勉強したいという思いがわき、ご両親の説得を試みる。
大学の授業料はアルバイトや奨学金でなんとかすることをご両親が承諾されると、
高1の夏休みから卒業まで週6でラーメン屋でアルバイト。
そうかと思えば、朝は7時学校の開門と同時に登校、そして勉強(家で勉強しないため)
また、高校生にして簿記2級の取得。
→日ごろからコツコツ努力されているのがよくわかります。
高校3年生で鉄道会社の内々定を得るも、やはり思いは進学へ。
きっかけは、よく話を聞いて下さった家庭科の先生の言葉。
「したいことがあるなら、やらないと後悔する」
<大学生活>
大学では土日ワンダーフォーゲル部に所属し、平日は簿記1級や税理士の勉強のためWスクールの日々。
夏休みに短期のアルバイト、そして返済不要の奨学金を利用することで3年次には奨学金で月10万円の収入に。
経理・財務の仕事がしたいという思いで就職活動をし、見事大手メーカーの内定を得て首席で卒業。
<感想>
私の好きな言葉に「意思あるところに道は通ずる」がありますが、まさにTさんはこれを体現されています。
・数検を受験するために、同級生を巻き込み自分で環境を整えること
・いつも朝7時に高校に登校し勉強する習慣づけ(ご自身は家で勉強しないからとおっしゃってますが)
・大学の学費等をまかなうためのアルバイト、及びご自身の努力による奨学金制度の活用
・ご自身の希望通りの経理の内定を獲得
目標を実現させるためには、やるべきことを日ごろの生活に組み込むことがいかに重要であるかを
Tさんのお話から感じました。
今後Tさんがどのようにご活躍ご躍進されているのか楽しみでならないと同時に、
ぜひぜひ今後も生き方を参考にしたいと思います。
Tさん、本当にありがとうございました。
さ~て、来週の新宿土曜日チームはMさんの発表です。
お楽しみに★