来週、F-1が開幕します。


今年は新たなシステムが色々と登場しそうですね。

その一つに「KERS(運動エネルギー回生システム)」というのがあります。

まあ、簡単に言えば、この装置は、

「ブレーキング中に失われるエネルギーを保存し、馬力に変換する」

というシステムです。

現在、ルノーが2009年シーズンに投入すると明言しています。


現在各コンストラクターでテストされているシステムは二通り。

フライホイールを用いたシステムと、バッテリーを使うシステムです。

バッテリーシステムの方が人気が高いようですが。

トヨタはフライホイール方式を採用するようですな。



規約は1周あたりのKERSシステムの出力を60kW(約80馬力)まで、エネルギーの保存量を400kJまでに制限しています。

ググって調べました所、1ラップに換算すると、6.7秒間に渡って80馬力を追加できるということみたいです。

これはターボ時代に使われていた「オーバーテイクシステム」と同じ方法で使われるんでしょうなぁ。

楽しみです^^


しかしスゲーですな、技術というのは。

先日、NHKの番組でアメリカの「グリーン・ニューディール政策」の概要を観ました。

それによると、蓄電池車を各家庭の電源に使おうという所まで考えているようです。

電気が余っている家の電気をインターネットによって察知し、電気を必要としている家庭に専用の電圧線で流す。

その際に使う蓄電池として、電気自動車のリチウム電池を使おうと言う訳ですね。

これは未来のシステムでは無く、Googleと各企業、それと国が手を結んで開発している、まもなく登場するシステムです。

アメリカはこういうトコがスゲーっすよねぇ。

日本では技術はあっても、国が動くのが遅いっすから。

そのうち痛い目を見る気がしますな。


まあ、ガソリンエンジンを楽しめるのもあと20年そこらかもしれないですね。

目一杯、楽しみましょう!