無駄になりそうだった4DXチケットは友人が定価で転売してくれました。
面識がない方なので受け渡しが面倒なものの、
誰かに見ていただけるので罪悪感がなくなりました!
ところで本日、ワケあってIMAXを見てきました。
池袋サンシャインシネマは素晴らしい劇場で、
今後のIMAXは定番の新宿TOHOシネマからこちらに決定。
座席も今までの無限列車鑑賞の中で最高の座席。
ぎりぎりで劇場に行き席を探すと、、、
隣が3歳ほどのとても小さな女の子!!
ちょっとショックでした。
まずはすごい良い席で堪能する夢が一瞬で崩壊の衝撃。
そして、自分も母親なのに、嫌だと感じたことで落ち込みました。
同時に、こんな映画をこんな小さな子が?
とも。
足はつかないので座席をぶらぶら。
いただいた特典を手を伸ばして頭上にかかげてカサカサ音、
ビニールに映像の光が反射してキラキラ。
お母さんに話しかける。
これは映画中続きました。
お母さんは気の毒でもあって、声を出さないように、
手をあげて特典のイラストボードをかかげないように、と指導し続ける。
逆に、そのこと自体も、気の毒なのと迷惑なのとで気を取られ
映画に集中できなくなってしまったのです。
ボードを掲げられてしまう後ろの方も大変だったと思います。
せめてボードをお母さんが管理するようにお願いしようかともよぎるのですが
おそらくもらって嬉しかったボードを握っていないと、
女の子が駄々をこねてしまう可能性もあったのだと思います。
お母さんが鬼滅の刃のファンで、子育ての合間に一生懸命良い席をとって見にきたんだろうなあ、などいろいろ考えているうちに映画は進む。
気づいたら、杏寿郎の夢のシーン、静かだからこそ隣の音が気になる。
気に触る。
兄弟のシーンに没頭できないまま場面が過ぎ去ってしまった。
その後の炭治郎の無意識の世界では、己の心の狭さを反省するにいたりました。
あ〜〜、炭治郎だったら、
「いいぞ〜、面白いか?よしよし」って頭をなげてあげるのですよね??
集中力が全然足りない!自分!
全集中で見れない。
極め付けはラスト。
激戦が怖かったのか、ボードを前にかかげ、映画を隠し始めました。
それがゆらゆらと目に入りうっとうしい。
同時に、怖いよねって心配になり自分が子供時代に見て悪夢となった映画を思い出す始末=眠れる森の美女のバトルね。
そして、ついに飽きてしまったのか椅子を足をバタバタし始めてグラグラしている。
これは眠い時の仕草よね??眠いよね?
一連の辛いシーンが過ぎカラスが飛んでいく場面で
内心、ここで騒がないでねって心配になっていたところ、
「あ!からすだ〜〜〜」
と嬉しそうに声を出し、指を差したんです。
あの涙の鎹烏のシーンで!
その後のシーンが。
知っている柱が出てくると、嬉しかったのか興奮気味に画面を指差して
「蜜璃ちゃん!」
などと笑って盛り上がってしまう。
つまり話の流れがみえていない状態なんですね。
無理よね、小さすぎるもの。
でも辛過ぎる。
モヤモヤしたまま映画が終わり明るくなって。
ちょっぴりうらめしい気持ちいたのですが
明るくなって気分が急に変わり現実世界に戻ってみると、
そこにいたのは一生懸命子育てしている若いお母さんと、
怖く長い映画を駄々もこねずに座り続けた幼女でした。
それを見たら、イライラ、モヤモヤは少し飛んだのですが
やっぱりまだ愚痴りたくてこちらに。
鬼になったのは私って反省とともに。