受験生なのに、春休みから塾が確定していない息子。
少し離れた実家の片付けという事情が重くのしかかっている。
臨時休校になってしまったので、
ネット配信を行う塾を探したところ出てきたのが
「東大OB会、マンツーマンシステム」でした。
実家から通学することになっても通いやすい場所にあり、
ネット授業を長年行っているらしい。
早速ネットでの体験授業を申し込むと、
最初だから距離をとって対面にしましょう、という話に。
幼稚園も行かずに天然に育った息子、
勉強の方法がよくわっていない直感型。
今まであまり勉強しなさい、と言ってこなかったけれど
「良い教育を提供する高校じゃないなら、行かなくても大学に行ける。」
と提案したところ、
「高校に行きたいんだよ。絶対行きたいんだよ。」と。
そこで渋谷の著名塾に体験や講習に行かせたけれど、
「お客さん」扱いされてきました。
お客さん=期待されないけど塾の経済を支える児童のこと。
根本問題=基礎学習が抜けている=を相談しても、
教科書の単元を追うばかりで対処してもらえないのです。
それでは中一、中二の途中まではなんとかなってしまいます。
そんな悩みも東大OB会の方に伝えたところ、
英語にしても受験用の勉強に対応するには
「緻密な文法」がなければ点数が上がらない、
と厳しく話してくれました。
体験授業の後のアドバイスは
「穴があちこちにあります。最初からやり直しです。
かなり頑張らないと。」
との助言。
厳しい!
でも、
「受験には間に合います!」
と言ってくださいました。
息子に感想を聞くと、
「あんなふうに文法を習ったことはなかった。
知らないことばかりだった。
この方法でやれば、100点とれると思った。」
としみじみ。
そして今日、申し込むことにしたところ、
「僕は、全集中の呼吸で勉強にも目覚めるぞ〜〜〜〜!」
だそう。
案外、臨時休校のおかげやる気が出たかもしれません。