農村に引っ越した当時は世紀末ムードに溢れ、

新しい生き方、パラダイムシフト、みたいなことが叫ばれて

明るい人と心配性な人が入り乱れました。

(それは今に至りますが)

 

まだ農業ブームもない当時、

農村に引っ越して仕事をいくつも降りてしまった時は

「あいつはカルトにハマった」などと噂されたそうです。

 

 

ものすごく若く、熱い都会っ子だったな〜と思うのですが、

当時は本当に真剣で、異様なストイックさを持って

小さな経済で生きることやサバイバルをテーマにいろいろ実験しました。

 

 

その一つは食の実験。

 

 

畑の余った大根はせっせと干していました。

切って塩茹でしてから天日で干すと、

そのままおやつになるほど美味しいのです。

 

 

当時、欧米でgreenersというのが現れていました。

農村などで余って掘って置かれる野菜を拾ってきて食べる人々で、

ヒッピーともまた違い、とてもかっこいい生き方でした。

 

輸送時の都合や都市生活者の冷蔵庫のサイズに合わない、

獲れすぎた野菜は山になって隣の林に置いて置かれるので

農家さんにお願いしていただき、いろいろと乾物を作りました。

 

 

断食も1ヶ月やってみました。

だから食べない時の体調の状態もしりました。

 

当時試したことのいくつかは、今も身についていて

比較的、緊急時でも不安になりません。

 

 

深いところで、食への概念が変わったのだと思います。
 

 

本気の粗食状態では、糖質制限とか考えなくても

全体的に糖質が減っています。

拘りすぎると、逆にホリスティックな視点がズレる気がしています。

 

 

食は、遺伝子でも異なることを確信しました。

人によって、違うのです。

 

以下は、私の経験の中で誰でも使えそうな簡単なやり方です。

 

 

まず、

 

お米を長引かせるには、おかゆにします。

 

 

前置き長いわりに、つまんないこと書いてごめんなさい。。。。。

 

(健康のためには、普段でも3日に1度おかゆが良いです。)

 

それでは栄養が不足するので

少しの乾物野菜を入れます。

 

たったこれだけで、かなりお米を節約します。

 

さらに消化が楽なので負担も減り、

体を温めてくれるので、とてもヘルシーです。

 

 

おかゆを食べるなら、玄米の方がさらに栄養価が高いです。

玄米の場合は、有機米を推奨します。

 

 

また餅米を混ぜると力が出てより良いです。

朝食べると白米より早くエネルギーになるのに

消化がゆっくりで腹もちが良いし体を温めます。

 

(経験では、肌に良かった気がします。)

 

 

これに、芋を入れたり(芋は保存がききます)

乾物野菜を足したり、豆を入れたり。

椎茸を入れればだしも聞いてすごく美味しい。

ひじきも良いです。

 

 

乾物は慣れないと戻すのが面倒という方もいますが、

私は沸かしたお湯につけてすぐに濯ぎ、

そのまま再度鍋に入れてお湯を注ぎ調理してしまいます。

 

続く。

 

当時の愛読書。