もしあなたが今後日本の不動産が上昇すると思っているなら現物の不動産と不動産株どちらに投資するほうがリターンが高いでしょうか?
答えは圧倒的に不動産株です。なぜなら不動産会社の損益分岐点が同じあるならば不動産が値上がりした分、その収益を手に入れられるからです。具体的な数字で言えば
売上げ100億で利益が10億の不動産会社が、たまたまその期に不動産市況が10%上昇し売上げ110億となったとして、損益分岐点が一緒なら利益は20億円になります。不動産価格の10%の上昇がその株式の利益を倍に押し上げるのです。リターンで言えば100%のリターンになります。
これはその他の市況関連株にも共通して言えることですのでぜひ覚えておいてください。話を戻しまして、もし現物の不動産を所有していた場合10億円の物件が10%値上がりしても11億円にしかなりません。
これこそがまさに現物と株式の違いなのです。先ほどの例は結構単純化してますが基本はそんな感じです。
ですから皆さんが不動産、石油、金、などの市況商品に対して強気なら株を買いましょう!そのほうがリターンは高いです(その分レバレッジが利いていますのでリスクも高いですけど)。