正直、ラストシーン時、『まだあと1時間あるからここから展開が変わるのかな』
と思って観ていた(私が上映時間を勘違いしていた事もあるが)。
しかし、予想もできなかったラストシーン。
『え、これで終わり?』と同時に何とも重い気分に。
そしてなるほど、邦題に納得。
この映画の予告編やイントロダクションを観ると、
少年がイスラム原理主義のイマーム(指導者)に感化され、と言う内容があったので、
もう少し社会的な要素が強いかと思ったが、
この映画はどちらかと言うと、少年の心理を探るようにして見てみると面白かった。
観た人によって感じ方が分かれそうで、興味深い。
淡々と演技をするアメッド役のイディル・ベン・アッディという少年の役者も素晴らしい。
映画.comのレビューより転載。
https://eiga.com/movie/91132/review/02354430/
もしかしたら初めてのベルギー映画
この映画の監督はベルギー出身のジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌと言う兄弟による作品。
彼らの作品を遡ってみたが、やはり見たことがなかった。
そもそもベルギー出身の監督の作品はおそらく初めてかもしれない。
ベルギーは小国の為、他国のスタッフや制作陣と共同制作になるため、
単独で制作することは少ないような気がする
とは言え、やはりフランス語圏なので、何となくフランスのヒューマンドラマ映画に似ている。
静かで淡々と進んでいく感じや、ほとんど音楽を用いず、物音やセリフの音を重視する感じ。
ドイツの映画だとまた違うし、スペインだとまた違うような。。。
あまりヨーロッパ映画は詳しくないので何とも言えないが。
こういう映画って一見眠くなってしまいがちで、
真剣に見てないと大事なシーンを見落としがちだが、
今作は本当少年の心情や行動を注視していくと、
この作品は楽しめると思う。
やはり劇場で見る映画は良いですね。
多分、この映画家で見てたら絶対途中で携帯観ていたと思う。
