最近、文章を書かなく、脳も腐ってきている気がしたので、ふと文章を書く。
その夜の侍と言う映画を観た。
何の気なしに何か映画はないか、とU-NEXTを探っていたら、出演者が観てみたい顔ぶれだったのでみてみた。
STORYを読むと、交通事故で妻を失った男が、加害者に復讐をするという大まかな流れの中に、ヒューマン的な内容とサスペンス性を交えたものかと思った。
正直、見るに堪えないシーンが何度か訪れた。それは、どぎつい暴力シーンとか残酷なシーンと言うわけではなく、山田孝之演じる木島と言う男の身勝手な振る舞いが、正直人間として見たくない典型だったのだ。
自分の過去を言いふらしたと罪を被せ、縛って殴るシーン。通行止めと知って、機嫌が悪くなり警備員の女性に八つ当たりするシーン。本当早送りしたくなるし、実際警備員のシーンはちょっと早送りした。この憎ったらしい男に殺害予告を繰り返していくのが堺雅人演じる中村と言う男なのだ。
ラストシーン、二人は大雨の中殴り合うのだが、最後に中村(堺雅人)が放った言葉がまさかの一言で、この映画に対する先入観が思いっきり覆された。
『君は何となく生きてるよ』
これが復讐を誓った男の最後のセリフだったのだ。
また中村(堺雅人)は、木島(山田孝之)が何曜日の昼にセブンイレブンのざるそばを食べ夜は魚民で酒を呑むだの日々の彼の食事を全て書き残していたのだ。
映画サイトのレビューなんかを観てみると、この映画結構評価が分かれていて、☆の数がそれほど高くない。
かと言って駄作と言うわけはない。何か、最後の展開できっと観た人は『?』になってしまったのだと思う。
自分もこの映画を観て、数日胸糞悪い感じだった。特段映画内容が優れていたわけでもなく(上で駄作ではないと言ったが)、これと言って引き込まれるシーンもなかった。ただ、ずっと最後のセリフが引っかかっていた。
そして、ふと思った。
この『何となく生きている』ってのは、平和ボケなんだな。ってね。
ただただ、自分勝手に生き、思い通りにいかないと怒る。
頭で考えずに、ただ何となく目の前にある食べ物を食べて、
当たり前にあるお店に入る。
チェーン店の名前を挙げて読みだしたからそんな感じがした。
そして、もしかしたらその沼に陥っている人は多いのではないか。
結局、平和ボケって自分の頭で考えないで、ただただ何となく『当たり前のものを当たり前に受け入れる』ことなのではないか。
よく、日本は戦争もなく治安も良いから平和だ。
したがって、そういう危機感がないから平和ボケだ、
みたいな言われ方をするが、
本当の平和ボケは、この映画の主人公のように
思い通りになるのが当たり前で、
それが上手くいかないと怒る、キレる。
他人がどう思っているとか考えず、
ただ自己中心的な考えで、そしてそれに対して何も感じない人の事を言うのだろうな。
P.S この映画を観て1か月くらい経っているので、記憶が曖昧だが、文章を書くのが脳の活性化につながるための作業だと思って書いているので、特に内容や見解は稚拙だと思う。