hitomiの5年ぶりのライブツアーを見届けに、赤坂BLITZに行ってきた!


$音楽ライター・結城伶司のカクシゴト!-1103241


【hitomi LIVE TOUR2011~SPIRIT~ 2011.6.12 赤坂BLITZ】

 1.Supernova
 2.Time Machine
 3.In the future
 4.Freedom☆
 5.Sweet & Honey
 6.Japanese girl
 7.MARIA
 8.innocence
 9.君のとなり(Acouttic ver.)
 10.バンド演奏(BUSY NOW~キミにKISS)
 11.プラスティック タイムマシーン
 12.2010~金儲けのHeaven & Paradise~
 13.Spirit☆
 14.Special☆(新曲)
 15.生まれてくれてありがとう
 16.Song for you☆
 17.SAMURAI DRIVE
 18.Understanding
 19.Hands up!!

 EN1.LOVE 2000
 EN2.Rollin'wit da Homies ft.Rivers Cuomo


 5年ぶりのツアーですが、バンドメンバーもコーラスの真城めぐみさんとキーボードの守時タツミさん以外は、林部直樹さんはじめいつものメンツがしっかり集まってて。オープニングから前半のパートでは、サポメンも全員白衣、2人のコーラスの女性とhitomiはミニのナース服でパフォーマンス。

 セットリストは、5年ぶりだからと言って懐メロ大会にはならず、最新アルバム「SPIRIT」からのナンバーをメインに披露してくれて。アコースティックコーナーも挟みつつ後半では、ピンクのワンピースで登場し、2000~2002年ごろの(個人的に痛い思い出がよみがえる)ナンバーもたっぷりと。

 ボーカルの状態も、若干「innocence」の一番高音の部分がかすれ気味だった以外は往年のままのパワフルさで、むしろファンの方が年取っててついていけないぐらい(笑)。まぁ実際、2階は全着席指定のファミリー席になってたり、1階も子連れのファンが多くて、我が子の手前そこまでギャーギャー騒げなかったってのもあると思いますが(笑)


hitomi「peace」


 個人的には、出産直後にノンプロモーションのまま出してツアーもやらずじまいのアルバム「LOVE LIFE 2」からもやってほしかったなーっていうのはあるんですけど。MCでは今回のアルバムについて、「年齢的に、社会に対して言いたいこととかも出てきて。それを普段は言えないから曲に乗せてみた」といった思いも聞けて。「ライブは最高の遊び場でしょ!」と、日ごろのストレスから何から、みんなで発散しまくり大会。

 ラストには、「5年ぶりで、ホントにみんな集まってくれるのかな? と思ってて…」なんて涙ぐむシーンもあったりしたんですが。彼女が常にファンの半歩先を走ってて、ファンが一生懸命それについて行く感じがhitomiの音楽だし生き方だなっていうのを改めて感じたし、ラストの彼女のやり切った表情を見てると、途中「うーん」と思った部分も、全部さわやかに吹っ飛んだ。

 …とか言いつつ「うーん…」って思った部分もきちんと書いておくと(笑)、まず照明が、客席のほうを照らしすぎで本人があまり見えなかったこと。あとは、曲順かなー。シングルになってないアルバムの新曲で、イマイチまだ思い入れが薄い曲を、どこに入れれば気持ちの流れが自然か。個人的には、こんな感じ↓で聴きたかったかな~と。


【現実】

 1.Supernova(2011)
 2.Time Machine(2011)
 3.In the future(1996)
  -MC-
 4.Freedom☆(2011)
 5.Sweet & Honey(2011)
 6.Japanese girl(2005)
 7.MARIA(2000)
  -MC-
 8.innocence(2001)
 9.君のとなり(Acouttic ver.)(1999)

 10.バンド演奏(BUSY NOW~キミにKISS)

 11.プラスティック タイムマシーン(2000)
 12.2010~金儲けのHeaven & Paradise~(2011)
 13.Spirit☆(2011)
 14.Special☆(2011)
  -MC-
 15.生まれてくれてありがとう(2011)
 16.Song for you☆(2011)
 17.SAMURAI DRIVE(2002)
 18.Understanding(2002)
 19.Hands up!!(2011)

 EN1.LOVE 2000(2000)
 EN2.Rollin'wit da Homies ft.Rivers Cuomo(2011)


  ↓↓↓


【妄想(笑)】


 1.Japanese girl(2005)
 2.Sweet & Honey(2011)
 3.MARIA(2000)
  -MC-
 4.生まれてくれてありがとう(2011)
 5.Supernova(2011)
 6.Freedom☆(2011)
  -MC-
 7.Special☆(2011)
 8.2010~金儲けのHeaven & Paradise~(2011)

 9.バンド演奏(BUSY NOW~キミにKISS)

 10.Spirit☆(2011)
 11.プラスティック タイムマシーン(2000)
 12.innocence(2001)
 13.Song for you☆(2011)
  -MC-
 14.Hands up!!(2011)
 15.Time Machine(2011)
 16.SAMURAI DRIVE(2002)
 17.Understanding(2002)

 EN1.君のとなり(Acouttic ver.)(1999)
  -MC-
 EN2.In the future(1996)
 EN3.LOVE 2000(2000)
 EN4.Rollin'wit da Homies ft.Rivers Cuomo(2011)


 最高傑作「Japanese girl」でのスタートから前半会場があったまるまでは、知ってる曲で一旦盛り上げてからそのままの勢いで新曲に入るパターンを繰り返し、あったまったところで新曲を一気に聴かせる。後半は盛り上がる系の新曲でがっつりアゲた後、みんなが知ってる曲をカブせてさらにアゲる。1曲だけのTK曲はオマケっぽくアンコールで。…こんな感じでどうでしょう?(笑)

 イベントでなくワンマンを5年間待ち望んだファンは、前の方でもう超前のめりで盛り上がってたんですけど。俺はどうも、hitomi本人と同じで不安な部分も結構強くて。「大丈夫かな? 昔と変わってないかな?」って確認してから身をゆだねたかったから(笑)、頭は知ってる曲でガツンと来てほしかった感がある。(新曲だと、変わってないかどうか判断できない)

 あと、曲の合間静かになったときに「ひとみぃ~!」とかって子供の歓声とかが聞こえてくると、タギってた気持ちが一瞬なごんじゃったりして…(笑)。それもそれで新鮮でおもしろいライブでしたけど、今度いつか、ホントBOXXくらいの小バコで、何の曲でもMAX盛り上がってた前半分の客だけ集めてライブやってほしい。独身者限定とかさ(笑)。めっちゃアツい夜になるはず!


2011年06月12日(日)のツイート


 今作アルバム、作家陣もすごく豪華でサウンド的にもおもしろいし、詞もエグいくらい(笑)本音しか書いてなくて聴きどころ満載の素敵な1枚なんですけど。やっぱり「LOVE LIFE 2」の曲もやってほしかったかなー。せめて「WORLD! WIDE! LOVE!」はやってほしかった。




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 まあだんだん子供も手かからなくなってきたら、また本格音楽活動再開してくれると思うので。3年以内くらいメドで、「探し続けてたもの」とか「エターナル☆サンシャイン」とか「VISION」とかを、生で聴けることを願っています。


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