奥井亜紀のアコースティックライブを見に、O-Crestに行ってきた。前回から2か月しか経ってないんですけど、なんかすごく長く感じたなぁ…。個人的には、3月9日のSuGの日ライブ以来のライブ観賞。会場のCrestさんも、今日が震災後初営業だったようで。


$音楽ライター・結城伶司のカクシゴト!-110326


【東京百歌Special 奥井亜紀「うたの素 Vol.33」 2011.3.26 Shibuya O-Crest】

 1.pp (ピアニシモ)
 2.二人の林檎
 3.Speed of Love
 4.春告鳥
 5.cyclong
 6.アスパラガス
 7.青空の手紙
 8.Love & Love
 9.怪盗ラヴミー(未発表)
 10.夕映えにゴスペル
 11.しあわせのいろ
 12.愛する人の名を呼ぶために
 13.心のファンファーレ
 14.Wind Climbing~風にあそばれて~
 15.粒星(未発表)
 16.大樹

 EN1.翼をください [赤い鳥]
 EN2.AKA
 EN3.腫れてハレルヤ
 EN4.Candy Pot
 EN5.祷火(新曲)


 時間どおりに亜紀さんが登場すると、会場からはいつにも増して大きな拍手が。そこから、久しぶりの「pp」でライブが始まったんですけど。曲の後半から亜紀さんが、天空を見つめて祈るような表情で歌い上げてるのを見て、グッと来ちゃって…。

 1曲終了後のMCで、亜紀さんが泣きながら「みんな、無事でよかった…」って言ってくれたところで俺も号泣。会場からも、すすり泣く声がたくさん聞こえてて。震災以後、この日が迎えられるのかずーっと心配してたんですけど、開催という決断をしてくださった関係者のみなさまに本当に感謝。

 そこからは切り替えて、亜紀さんの言うようにライブを楽しむようにしたんですけど。選ばれる曲選ばれる曲、全部がおもしろいくらいにツボで。「奥井亜紀で2枚組ベスト盤作れ」って言われたらこういう選曲にしたいなぁっていうぐらいピンポイントで、聴きたい曲ばっかり披露されて大満足。


V.A.「〈ANIMEX1200 Special〉(8)魔法陣グルグル オリジナルサウンドトラック」


 アンコール含めて21曲。全ての楽曲に共通するテーマは「生きる」っていうことで。特に「晴れてハレルヤ」の「ぼくらの鼓動は全ての始まりだよ」っていう詞が今日はやけに刺さったんですが、自分が亜紀さんの曲を聴くときに必要としてるものが「生きる勇気」だっていうことを再発見。ラストの「大樹」も泣いたわー。

 MCでは、亜紀さんが震災時に確定申告用のレシートの整理をしていたのが揺れで台無しになった話とか、先日仕事で行ってきたインドの土産話など、いつもながらのトークもあり。「心のファンファーレ」や「Wind Climbing」、アンコールの「翼をください」、新曲「祷火」では、ファンのみんなで大合唱して。一体感がハンパなかった。

 節電のためか照明は終始白1色のみで、数も最大13基くらいに絞られてて。代わりに客電をうっすら付けてのステージだったんですが、元々楽器もアコギと鍵盤のみでシンプルだし、何より歌の力が物凄いから全く寂しい感じにもならず。少しずつ元の暮らしに戻らなきゃいけないのは分かってるけど、いきなり照明ガンッガンのライブ見るのもなんとなく気が引けてたから、最初に見たライブがこれでよかった。 


V.A.「クレヨンしんちゃん TV・映画 主題歌集だゾ」


 次回は同じ会場で6月18日(土)。また笑顔でここに戻ってこられるように、自分は自分にできることを一生懸命続けます!


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