地震から丸１週間。土日を挟んで、月曜にはレコード会社各社、今後の対応が決まったらしく。火曜日から続々と、新譜のリリースやイベントの延期、中止の連絡が入って来るようになって。自分の仕事にも、少なからず影響が出てきてます。
まあビジネス面で言うと、CDを出したとしてもテレビ音楽番組がやらない、CMも流せない、ラジオでプロモーションもできない、握手会などのイベントも中止で手売りもできないだと、厳しいかなというのが１つ。もう１つは物理的に停電や燃料不足でCDを作れない、作っても運べないってのもあって。
16日のリリース分については遅配などありながらもどうにか店頭に並びましたが、23日分に関してはほぼ全社、30日分も数アイテムを除き現状では大半が延期未定。音楽ファンにとっては、この先少なくとも２週間は新しい音が何も手に入らない、かつてない状態に見舞われそうです。
【業界関係各社からのお知らせ - Musicman-NET】
ライブ・イベントの中止で、生の音楽を聴ける機会も極端に少なくなってきてて。個人的にも普段から少なくとも週に１回、多けりゃ４～５回はライブを聴きに行く生活だったのが、３月末までゼロになっちゃって。生の音と照明に、普段どんだけパワーもらってたかを再確認。
渋谷の街も、節電のために火が消えたような状態になっていて。歩いてても人が少ないし、CDショップではPRのためのモニター画面が消されてるのと、そもそもお客さんが全然いないのとで、入っても何かシーンとしてて…。
ハチ公口のスクランブルの様子を上から撮影してみましたが、昼間だとまあ、ビジョンが消えてるのが分かるぐらいですけど。夜になるとすげえ暗いし、４つのビジョンからこれまで洪水のように流れてた音楽や映像が全部止まっちゃってて、音といえば車のエンジン音が響くのみ。
でもそんな中で、ハチ公前で路上ライブをやってるミュージシャンがいて。何を歌っていたのかまでは分からなかったけど、こんなときにも（だからこそ？）路上やるその根性と歌声に、すごく勇気をもらった気がして…。自分も頑張らなきゃなって、すごく思った。
仕事で接してる各社プロモーターさんたちも、誰が悪いわけでもないのに「ごめんなさい」って言いながらCDの延期を連絡してきてくれたり、そのCDをいつかはきちんとファンの元に届けられるように、みんなめちゃめちゃ頑張ってて。
「こんなときですが…」って付けないとメール送っちゃいけないのかと思うくらい(笑)みんな同じトーンで、まだ延期になってない４月アイテムのプロモーションもしっかりしてくれるし、自宅待機になっててもちゃんと、素材をお願いしたら送ってくれる。この調子なら業界、この苦境もたくましく乗り越えていけるかなと！
【被災者への応援メッセージ・サイト「HOPE FOR TOMORROW」が開設 - CDJournal.com】
アーティストたちの思いを、聴いて欲しい人に届けるお手伝いという点では、俺も彼らも同じ仕事にたずさわる人間で。前のポストでも書いたけど、自分がこれまでやってきたことを、そのまま続けるだけ。いきなり「火事消してください」とか「病人の介護お願いします」って言われてもできないから、みんなそれぞれ自分のできることをやる。
「アーティストからのメッセージ動画集」にもまとめてますが、今まで歌を歌ってきた人はこれからも歌う。遠くて届かないと思っても、とりあえずみんなで隣の人の手を握っていけば、いつかはそのぬくもりを必要としてる人のところに手が届く。音楽的に言うと連符かな？(笑) あったかいハーモニーが、いつの日かきっとまた、この街に響く日は来るはずです。
音楽とは違いますが、友人の@diet_EICOも、普段の仕事の知識を活かして、身体をあっためるのに即効性のあるエクササイズをブログで紹介してくれています。寒さの中で避難生活を送る方はもちろん、節電や停電で十分に暖を取れない方々にも参考になると思うので、困っている方がいたら教えてあげてください！
【【被災者の方へ】すぐにカラダが温まる運動 - ダイエットコーチEICOオフィシャルブログ】
あと個人的にここ数日、「日本人として○○」とか「男は○○、女は××」みたいな言い方を見るとちょっと気になってて。日本人うんぬんに関してはエジプト人タレントのフィフィがブログで突っ込む余地のない正論を述べてるのでそれ↓を見ていただきつつ。
【「親日ってなに？」 - フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI】
「男らしさ、女らしさ」みたいなことについても、こういうときだからこそ特に、子供たちとかは傷つきやすいと思うから気遣ってあげて欲しいかな～。（世間の言う“男らしさ”が足りずに軽くいじめられた人間として…笑）
まあビジネス面で言うと、CDを出したとしてもテレビ音楽番組がやらない、CMも流せない、ラジオでプロモーションもできない、握手会などのイベントも中止で手売りもできないだと、厳しいかなというのが１つ。もう１つは物理的に停電や燃料不足でCDを作れない、作っても運べないってのもあって。
16日のリリース分については遅配などありながらもどうにか店頭に並びましたが、23日分に関してはほぼ全社、30日分も数アイテムを除き現状では大半が延期未定。音楽ファンにとっては、この先少なくとも２週間は新しい音が何も手に入らない、かつてない状態に見舞われそうです。
【業界関係各社からのお知らせ - Musicman-NET】
ライブ・イベントの中止で、生の音楽を聴ける機会も極端に少なくなってきてて。個人的にも普段から少なくとも週に１回、多けりゃ４～５回はライブを聴きに行く生活だったのが、３月末までゼロになっちゃって。生の音と照明に、普段どんだけパワーもらってたかを再確認。
渋谷の街も、節電のために火が消えたような状態になっていて。歩いてても人が少ないし、CDショップではPRのためのモニター画面が消されてるのと、そもそもお客さんが全然いないのとで、入っても何かシーンとしてて…。
ハチ公口のスクランブルの様子を上から撮影してみましたが、昼間だとまあ、ビジョンが消えてるのが分かるぐらいですけど。夜になるとすげえ暗いし、４つのビジョンからこれまで洪水のように流れてた音楽や映像が全部止まっちゃってて、音といえば車のエンジン音が響くのみ。
でもそんな中で、ハチ公前で路上ライブをやってるミュージシャンがいて。何を歌っていたのかまでは分からなかったけど、こんなときにも（だからこそ？）路上やるその根性と歌声に、すごく勇気をもらった気がして…。自分も頑張らなきゃなって、すごく思った。
仕事で接してる各社プロモーターさんたちも、誰が悪いわけでもないのに「ごめんなさい」って言いながらCDの延期を連絡してきてくれたり、そのCDをいつかはきちんとファンの元に届けられるように、みんなめちゃめちゃ頑張ってて。
「こんなときですが…」って付けないとメール送っちゃいけないのかと思うくらい(笑)みんな同じトーンで、まだ延期になってない４月アイテムのプロモーションもしっかりしてくれるし、自宅待機になっててもちゃんと、素材をお願いしたら送ってくれる。この調子なら業界、この苦境もたくましく乗り越えていけるかなと！
【被災者への応援メッセージ・サイト「HOPE FOR TOMORROW」が開設 - CDJournal.com】
アーティストたちの思いを、聴いて欲しい人に届けるお手伝いという点では、俺も彼らも同じ仕事にたずさわる人間で。前のポストでも書いたけど、自分がこれまでやってきたことを、そのまま続けるだけ。いきなり「火事消してください」とか「病人の介護お願いします」って言われてもできないから、みんなそれぞれ自分のできることをやる。
「アーティストからのメッセージ動画集」にもまとめてますが、今まで歌を歌ってきた人はこれからも歌う。遠くて届かないと思っても、とりあえずみんなで隣の人の手を握っていけば、いつかはそのぬくもりを必要としてる人のところに手が届く。音楽的に言うと連符かな？(笑) あったかいハーモニーが、いつの日かきっとまた、この街に響く日は来るはずです。
音楽とは違いますが、友人の@diet_EICOも、普段の仕事の知識を活かして、身体をあっためるのに即効性のあるエクササイズをブログで紹介してくれています。寒さの中で避難生活を送る方はもちろん、節電や停電で十分に暖を取れない方々にも参考になると思うので、困っている方がいたら教えてあげてください！
【【被災者の方へ】すぐにカラダが温まる運動 - ダイエットコーチEICOオフィシャルブログ】
あと個人的にここ数日、「日本人として○○」とか「男は○○、女は××」みたいな言い方を見るとちょっと気になってて。日本人うんぬんに関してはエジプト人タレントのフィフィがブログで突っ込む余地のない正論を述べてるのでそれ↓を見ていただきつつ。
【「親日ってなに？」 - フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI】
「男らしさ、女らしさ」みたいなことについても、こういうときだからこそ特に、子供たちとかは傷つきやすいと思うから気遣ってあげて欲しいかな～。（世間の言う“男らしさ”が足りずに軽くいじめられた人間として…笑）