SUPER JUNIORの横浜アリーナ3Days公演、初日を見てきました。

【SUPER JUNIOR THE 3RD ASIA TOUR -SUPER SHOW3 in JAPAN 2011.2.18 横浜アリーナ】
1.Sorry, Sorry/SJ
2.SUPER GIRL/SJ(-ヒチョル)+ヘンリー、チョウミ
3.ドン ドン (カネ カネ!) (Don't Don)/SJ+ヘンリー、チョウミ、チョンモ
4.君みたいな人 他にいないんだ (No Other)/SJ
5.告白 (Confession)/SJ(-ヒチョル)
6.良い人 (Good Person)/SJ
7.ロクゴ!!! (Rokuko) /イトゥク、ウニョク、シンドン、ヒチョル、ソンミン
8.春の日 (One Fine Spring Day)/リョウク(ギター:ソンミン)
9.雪の華/キュヒョン
10.If you leave/ソンミン
11.Looking for the Day/シウォン
12.瞳を閉じて/イトゥク
13.世界に一つだけの花/ヒチョル、ドンヘ
14.Intro~Down/ウニョク
15.Baby/ヘンリー
16.トットット(KNOCK,KNOCK,KNOCK)/イトゥク、ウニョク、シンドン、ヒチョル、ソンミン、ドンヘ
17.二人で/SJ(-ヒチョル)
18.遠い昔/SJ(-ヒチョル)
19.潚洒小姐/チョウミ
20.Poker Face~Single Ladies~Crazy in love/ヒチョル、シンドン、ウニョク、ドンヘ
21.Shake It Up!/SJ(-シウォン、ヒチョル)
22.Twins (Knock Out)/SJ(-キュヒョン)
23.嫌いだ (HATE U, LOVE U)/SJ(-シンドン、ウニョク)
24.眠りたい (In My Dream)/SUPER JUNIOR-K.R.Y.+ドンヘ、ソンミン
25.リナルド/SJ
26.君じゃなきゃダメなんだ/イェソン
27.美人 (BONAMANA)/SJ
28.渇き (A Man In Love)/SJ
29.U/SJ
30.Dancing Out/SJ
EN1.料理王 (COOKING? COOKING!)/SJ
EN2.きちんきちんと (WAY FOR LOVE)/SJ
EN3.Wonder boy/SJ
SUPER JUNIOR-K.R.Y=イェソン、リョウク、キュヒョン。ヘンリー、チョウミ=SUPER JUNIOR-M。チョンモ=TRAX。9、12、13は日本語でした。
SUPER JUNIOR「SUPER JUNIOR JAPAN LIMITED SPECIAL EDITION -SUPER SHOW3 開催記念盤-」
昨年末の代々木のSHINeeライブでは、あれだけのチケット代徴収しといてしょっぱすぎる演出に苦笑いしながら帰ってきたんですけど。今回はavex live creativeが制作に入ってたこともあり、浜崎、EXILE、倖田、AAAとかで積み上げてきた大規模ライブのノウハウを総力投入!
オープニングでは、トランシーなBGMに乗せてメンバー紹介のVTRが流された後、田の字の花道のセンターにある二重のLEDスクリーンの輪の中心から、ドンヘがワイヤーで吊るされて上昇して登場。その後今度は輪の方が上昇して、ステージに立てヒザでスタンバってたメンバー全員が姿を現して。
そこからの頭3曲で、この日使用した火力の3分の1くらいをつぎ込む勢い(笑)でバンバンバンバンお祭り騒ぎのような凄まじい演出! 「ドンドン」では、センターの輪っかの中からヒチョルがドラム叩きながら出てきて。プラス、チョンモのギターとヘンリーのバイオリンで、MVを再現したような演出もあって。
そんな頭15分で4回くらい泣きそうになった(笑)のに、その後も、泣ける演出、笑える演出がめじろ押しで。
1~3曲目までは、イトゥクやイェソンなんかも、上から見下すようなドSな感じの表情で、ひたすら陶酔して歌いまくってて、めちゃめちゃかっこよかったんですけど。その次のMCで、いきなりシンドンが「ドドスコスコスコ…ラブ注入」とかやり出して(笑)
さらに次の曲からは、さっきまでのかっこよさが嘘のように、花道を自由に歩き回りながら、振り付けもそこそこにメンバー同士じゃれ合って、いたずらし合って歌って。タンクトップ1枚になったシウォンの、キュヒョンに対するボディタッチの多さにドキッとしたりもしつつ(笑)
イトゥクも前髪をゴムで1本に留めて、さっきとは全く違う笑顔でふざけてて。「ロクゴ!!!」でももちろん暴れまくるし、全員カメラを使って遠くのお客さんにもしっかりアピールしてるさまは、さすがの場慣れ感。10人の動きをそれぞれ追ってるとそれぞれにちゃんと個性が表れてて、最初はヒチョルとイトゥクしか興味なかったのに、結果「ナニゲに見逃せない」メンバーが増えてきて…。
SUPER JUNIOR-T×モエヤン「ロクゴ!」
中盤のソロパートではそれぞれが感情をいっぱいに込めてバラードを歌ったり、ダンスや楽器を披露したり。キュヒョンの「雪の華」も、詞の日本語をきっと100%は理解してないだろうけど、声と表情で思いが凄く伝わってきたし、イトゥクの「瞳を閉じて」のピアノの弾き語りでは、さっきの三枚目キャラとのギャップにヤラレた! と思った。
SJ-Mのヘンリーも、ピアノ弾き語りからのダンスパフォーマンスでジャスティン・ビーバーをカバーしてポテンシャルの高さを見せてたし、後半でソロがあったチョウミも、ダンスナンバーで妖艶な魅力を発揮してて。ほぼノーチェックだったところからのMメンバーのクオリティの高さにもヤラレた。
で、「トットット」でラメラメのジャケット着て大ふざけしてた以来ステージから消えてたヒチョルは、20曲目で恒例の女装で登場。今回のテーマはレディー・ガガで、これがまた似合っててカッコイイ! その後を追いかけるように、今度はシンドンたち3人がビヨンセになって登場して。
えーっと…、ビヨンセ側からの告訴はやむなしかと(笑)
終盤ではみんなで階段に腰掛けて「嫌いだ」で美しいハーモニーも聴かせてくれて。K.R.Y.による歌唱力タイムを挟んでからは、全員がエア楽器を演奏する(笑うところなのか何なのか微妙な 笑)パフォーマンスに、入隊中のカンインがVTRで登場して加わるサプライズ的な演出もあって。
ラストでは再びメンバーが全員そろって、アップナンバーの数々を全力でパフォーマンス。銀テープ発射されて盛り上がってたけど、ここまですでに銀テープも違う色・角度で2回ぐらい舞ってるし、天井からハートが降ってきたり、火柱が上がったり、レーザー光線が飛んだり、とにかくアリーナがぐっちぐちゃになるまで、いろんなものが降ってきてて。
SHINeeの演出がイマイチだったのはまさにそこで、1回空飛んだら二度と同じとこ飛んじゃいけないし(笑)、レーザー光線や火柱も各1回が限度。可動式のステージも、2回、3回と同じ形で動くとかは絶対あっちゃいけない。30曲なら30曲、常に新しいものを見せ続ける意欲が、この規模のライブでは必要だわ。そうでもしなきゃ、米粒ぐらいにしか見えてないアーティストを3時間も見てられない。
SHINee「LUCIFER」
その点、alc制作の今回。アンコールでは「さすがにもう出し尽くしただろ」と思ってたのに、なんと全員野菜の着ぐるみを着て登場(笑)っていう、さっきまでのかっこよさが嘘のような凄まじい演出が施されてて。クールなキュヒョンまでもがピーマン着せられてたり、ウニョクのもやしは意外とおしゃれだなと思ったり(笑)、ドンヘはカブの中に入ったまま立ち止まって出てこなかったり、やりたい放題!
ラストはお約束のカラーボール投げで、またまた客席は大興奮。メンバーたちも、最前列の子と肩組んだりとか大サービスで。さらにラストのMCでは、シンドンが「ラブ注入」をヒチョルやイェソンに振るというテロ攻撃!(笑) かっこよさとダサさとの壮大なるギャップは、芸術的ですらあったわ。Build Up & Break Down。創造と破壊やね(笑)
泣いて笑って、こんなに短い時間で感情をたくさん揺さぶられたのは久しぶり。本当に、いいライブをありがとうございました。
SUPER JUNIOR「Super Show 2」
終わってみて感じたのは、これまで彼らをテレビで見たときに感じてた「振りのバラバラさ加減」については、むしろそうじゃなきゃおかしいってこと。だって、あれだけ個性の強すぎる男性が10人も集まって、全員がピタッと同じ動きするなんて、そっちのほうが不自然でしょ(笑)
たぶん自分の心の中のどっかで、「韓国のアイドル=絶対的な練習量に裏打ちされた完璧なパフォーマンス」、「日本のアイドル=歌唱力、ダンスに難があってもキャラクターで愛される」っていうステレオタイプがあって。そこにハマらない彼らのことを、これまで過小評価してた感がある。
韓国にも、“日本タイプ”の、踊りなんかそろわなくたって「誰かを幸せにしたい」っていう強い気持ちだけでやってるグループがいるんだなっていうことを、今回知った感じです。やっぱり現場に出てみないと、分からないとこもある。
関ジャニ∞「KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS」 [DVD]
「人を楽しませたい、そのためにはまず自分たちが楽しまなきゃ」っていう気持ちに「音楽」がプラスされたら、言葉なんてなくても、笑顔と笑顔でコミュニケーションできるすてきな空間が生み出せるってことに、今日改めて気付かされたよ。音楽がまた好きになった。
年末のココア男。のライブのときにも、同じことツイートした気がするけど(笑)。あのときも、「楽器なんて持ってるだけで音なんて出てないんだけど、イケメン5人が一生懸命やってる姿を見て癒やされる人がいるんなら、弾いてる弾いてないなんて関係ない」っていう結論だったけど。今日の感触もそれに似てる。
以下最後に、本日参加した13人のメンバー1人1人に対する感想を記しておきます。ホントに全員、個性が強すぎる(笑)
ココア男。「RICHCOCOA」
▼イトゥク
さすがリーダーだけあってMCでもメンバーを上手にまとめるんだけど、冒頭のMCでは「みなさんの声が聞きたいです!」の「声が」を忘れてて、「みなさんが聞きたいです」で押し通し。結果、最後のMCで言い直してた(笑)。「BONAMANA」での素肌ジャケットもバッチリ披露してくれたし、クールな楽曲で見せる表情と、俺が何度も励まされた「ロクゴ!!!」の韓国版MVのような、ふざけるときは誰よりも先陣切っちゃう残念さ(笑)があって。「黙ってりゃイケメンなのに」感のハンパなさにゾクゾクした(笑)
▼ヒチョル
ルックス番長。この人に関してはいるだけでよくて、1人だけ踊ってなかったり、違う動きしたりしてても全然アリ。女装のコーナーに半分くらいのテンションを注いでて(笑)、結果参加しない曲が誰よりも多いっていう点も、彼ならアリ。ときどきベロ出す悪っるそうな顔(笑)もしっかり見られて満足。「美」というだけで何もかもが許されてしまうパーフェクトビューティー。
▼イェソン
ほっとけない(笑) なんか、哀愁を帯びた表情をしょっちゅうする。それがときに一瞬ドSな顔したり、一瞬ニコって笑ったりすると、女は確実にオチる(笑)。メンバーからもイジられキャラみたいな感じで、あんまり自分からキャッキャ言う感じではないっぽいけど。ソロパートも1人だけ終盤に隔離されてたり、ナニゲにおいしいとこは全部持っていくヤツ。
▼シンドン
カンイン入隊中につき、デブキャラを一手に引き受ける。イケメン9人の中にデブ1人って凄いよね?(笑) まあもちろん、食いしん坊キャラだったりブサイクキャラだったり、ちゃんと自分の立ち回りをしっかりとこなしてて、いいフックになってる。むしろいないと成り立たない。
▼ソンミン
彼の誠実そうなスマイルは、見てるこっちも自然と笑顔になっちゃうパワーを持ってる。1人だけちょっと系統の違うイケメンで、ルックスにも歌唱にも安定感があって。歌声にも少しクセがあって大勢の中でもキラッと光ってるし、さほど目立つタイプではないんだけど、こいつがナニゲに見逃せない(笑)
▼ウニョク
とにかく元気で、ふざけるパートでの弾け具合はイトゥクと肩を並べるぐらいの大胆さと愛嬌があって。日本で言ういわゆるイケメンとはちょっと方向性が違うけど、上半身がキュッと締まってスタイルも抜群で、ダンスもパワフルでかっこよくて。こいつがまたまた見逃せない。
▼ドンヘ
彼こそ、ナニゲに見逃せない。ちょっと残念な感じの眉毛をしてて、「イケメンすぎると逆に苦手 or 怖い」っていう層を確実に取り込む、絶妙なライン(笑)のソフトイケメン。「お父さんが亡くなってる」っていうサイドストーリーを頭に入れてると、笑顔にさらに深みを感じて愛着がわく。
▼シウォン
短髪、マッチョ、きりっとした太い眉で男らしさナンバー1。フェミニンな感じのメンバーが多い中で、彼の男性ホルモンムンムンな感じはこれまたいいフックになってて見逃せない。あと、ほかのメンバーへのボディタッチが多かったのが気になる(笑)
▼リョウク
歌唱力クイーン。キングでなくクイーンだな(笑) ちょっと東方神起のジェジュンさん入った感じの透き通ったハイトーンボイスで、歌唱に彩りを添えてる。メンバーの中ではわりと小柄で細い部類に入るんだけど、みんなを歌でグイグイ引っ張ってて。全員で歌ってる曲でも、彼のソロパートが来ると「おっ」って耳を傾けちゃう感じ。
▼キュヒョン
普通に激しいダンスナンバーにも参加してたから2007年の交通事故の影響ではないんだと思うけど、歌うとき背筋をピーンと伸ばして、アゴの下にマイク持ってきてしっかりと歌う感じで。演歌歌手? みたいな(笑)。花道歩き回ってるときも走ったりとかせず、その姿勢のままゆっくり歩いて、ファンの方1人1人の顔を確認するように動いてて。イトゥクやウニョクがあれだけギャーギャーやってるのに、あのブレなさは素晴らしい(笑)
▼ヘンリー
ちっこい身長とアジア顔で、犬みたいなかわいさがあるんだけど。そんな顔しながらソロパートで見せたポテンシャルの高さに、とにかく感動。
▼チョウミ
長身でモデルみたいだし、見た目通りのナルシストぶりが最高(笑) とんでもないダークホースが現れた!
▼チョンモ
ナニゲに日本活動歴は一番長いTRAX。a-nationにも出てるし、日本語もペラッペラ。「久しぶりの日本でした。うちのボーカルは今韓国でドラマを撮ってるんですけど、今度は2人で来られたらと思います」との言葉。期待してますよ!
2011年02月18日(金)のツイート


【SUPER JUNIOR THE 3RD ASIA TOUR -SUPER SHOW3 in JAPAN 2011.2.18 横浜アリーナ】
1.Sorry, Sorry/SJ
2.SUPER GIRL/SJ(-ヒチョル)+ヘンリー、チョウミ
3.ドン ドン (カネ カネ!) (Don't Don)/SJ+ヘンリー、チョウミ、チョンモ
4.君みたいな人 他にいないんだ (No Other)/SJ
5.告白 (Confession)/SJ(-ヒチョル)
6.良い人 (Good Person)/SJ
7.ロクゴ!!! (Rokuko) /イトゥク、ウニョク、シンドン、ヒチョル、ソンミン
8.春の日 (One Fine Spring Day)/リョウク(ギター:ソンミン)
9.雪の華/キュヒョン
10.If you leave/ソンミン
11.Looking for the Day/シウォン
12.瞳を閉じて/イトゥク
13.世界に一つだけの花/ヒチョル、ドンヘ
14.Intro~Down/ウニョク
15.Baby/ヘンリー
16.トットット(KNOCK,KNOCK,KNOCK)/イトゥク、ウニョク、シンドン、ヒチョル、ソンミン、ドンヘ
17.二人で/SJ(-ヒチョル)
18.遠い昔/SJ(-ヒチョル)
19.潚洒小姐/チョウミ
20.Poker Face~Single Ladies~Crazy in love/ヒチョル、シンドン、ウニョク、ドンヘ
21.Shake It Up!/SJ(-シウォン、ヒチョル)
22.Twins (Knock Out)/SJ(-キュヒョン)
23.嫌いだ (HATE U, LOVE U)/SJ(-シンドン、ウニョク)
24.眠りたい (In My Dream)/SUPER JUNIOR-K.R.Y.+ドンヘ、ソンミン
25.リナルド/SJ
26.君じゃなきゃダメなんだ/イェソン
27.美人 (BONAMANA)/SJ
28.渇き (A Man In Love)/SJ
29.U/SJ
30.Dancing Out/SJ
EN1.料理王 (COOKING? COOKING!)/SJ
EN2.きちんきちんと (WAY FOR LOVE)/SJ
EN3.Wonder boy/SJ
SUPER JUNIOR-K.R.Y=イェソン、リョウク、キュヒョン。ヘンリー、チョウミ=SUPER JUNIOR-M。チョンモ=TRAX。9、12、13は日本語でした。
SUPER JUNIOR「SUPER JUNIOR JAPAN LIMITED SPECIAL EDITION -SUPER SHOW3 開催記念盤-」
昨年末の代々木のSHINeeライブでは、あれだけのチケット代徴収しといてしょっぱすぎる演出に苦笑いしながら帰ってきたんですけど。今回はavex live creativeが制作に入ってたこともあり、浜崎、EXILE、倖田、AAAとかで積み上げてきた大規模ライブのノウハウを総力投入!
オープニングでは、トランシーなBGMに乗せてメンバー紹介のVTRが流された後、田の字の花道のセンターにある二重のLEDスクリーンの輪の中心から、ドンヘがワイヤーで吊るされて上昇して登場。その後今度は輪の方が上昇して、ステージに立てヒザでスタンバってたメンバー全員が姿を現して。
そこからの頭3曲で、この日使用した火力の3分の1くらいをつぎ込む勢い(笑)でバンバンバンバンお祭り騒ぎのような凄まじい演出! 「ドンドン」では、センターの輪っかの中からヒチョルがドラム叩きながら出てきて。プラス、チョンモのギターとヘンリーのバイオリンで、MVを再現したような演出もあって。
そんな頭15分で4回くらい泣きそうになった(笑)のに、その後も、泣ける演出、笑える演出がめじろ押しで。
1~3曲目までは、イトゥクやイェソンなんかも、上から見下すようなドSな感じの表情で、ひたすら陶酔して歌いまくってて、めちゃめちゃかっこよかったんですけど。その次のMCで、いきなりシンドンが「ドドスコスコスコ…ラブ注入」とかやり出して(笑)
さらに次の曲からは、さっきまでのかっこよさが嘘のように、花道を自由に歩き回りながら、振り付けもそこそこにメンバー同士じゃれ合って、いたずらし合って歌って。タンクトップ1枚になったシウォンの、キュヒョンに対するボディタッチの多さにドキッとしたりもしつつ(笑)
イトゥクも前髪をゴムで1本に留めて、さっきとは全く違う笑顔でふざけてて。「ロクゴ!!!」でももちろん暴れまくるし、全員カメラを使って遠くのお客さんにもしっかりアピールしてるさまは、さすがの場慣れ感。10人の動きをそれぞれ追ってるとそれぞれにちゃんと個性が表れてて、最初はヒチョルとイトゥクしか興味なかったのに、結果「ナニゲに見逃せない」メンバーが増えてきて…。
SUPER JUNIOR-T×モエヤン「ロクゴ!」
中盤のソロパートではそれぞれが感情をいっぱいに込めてバラードを歌ったり、ダンスや楽器を披露したり。キュヒョンの「雪の華」も、詞の日本語をきっと100%は理解してないだろうけど、声と表情で思いが凄く伝わってきたし、イトゥクの「瞳を閉じて」のピアノの弾き語りでは、さっきの三枚目キャラとのギャップにヤラレた! と思った。
SJ-Mのヘンリーも、ピアノ弾き語りからのダンスパフォーマンスでジャスティン・ビーバーをカバーしてポテンシャルの高さを見せてたし、後半でソロがあったチョウミも、ダンスナンバーで妖艶な魅力を発揮してて。ほぼノーチェックだったところからのMメンバーのクオリティの高さにもヤラレた。
で、「トットット」でラメラメのジャケット着て大ふざけしてた以来ステージから消えてたヒチョルは、20曲目で恒例の女装で登場。今回のテーマはレディー・ガガで、これがまた似合っててカッコイイ! その後を追いかけるように、今度はシンドンたち3人がビヨンセになって登場して。
えーっと…、ビヨンセ側からの告訴はやむなしかと(笑)
終盤ではみんなで階段に腰掛けて「嫌いだ」で美しいハーモニーも聴かせてくれて。K.R.Y.による歌唱力タイムを挟んでからは、全員がエア楽器を演奏する(笑うところなのか何なのか微妙な 笑)パフォーマンスに、入隊中のカンインがVTRで登場して加わるサプライズ的な演出もあって。
ラストでは再びメンバーが全員そろって、アップナンバーの数々を全力でパフォーマンス。銀テープ発射されて盛り上がってたけど、ここまですでに銀テープも違う色・角度で2回ぐらい舞ってるし、天井からハートが降ってきたり、火柱が上がったり、レーザー光線が飛んだり、とにかくアリーナがぐっちぐちゃになるまで、いろんなものが降ってきてて。
SHINeeの演出がイマイチだったのはまさにそこで、1回空飛んだら二度と同じとこ飛んじゃいけないし(笑)、レーザー光線や火柱も各1回が限度。可動式のステージも、2回、3回と同じ形で動くとかは絶対あっちゃいけない。30曲なら30曲、常に新しいものを見せ続ける意欲が、この規模のライブでは必要だわ。そうでもしなきゃ、米粒ぐらいにしか見えてないアーティストを3時間も見てられない。
SHINee「LUCIFER」
その点、alc制作の今回。アンコールでは「さすがにもう出し尽くしただろ」と思ってたのに、なんと全員野菜の着ぐるみを着て登場(笑)っていう、さっきまでのかっこよさが嘘のような凄まじい演出が施されてて。クールなキュヒョンまでもがピーマン着せられてたり、ウニョクのもやしは意外とおしゃれだなと思ったり(笑)、ドンヘはカブの中に入ったまま立ち止まって出てこなかったり、やりたい放題!
ラストはお約束のカラーボール投げで、またまた客席は大興奮。メンバーたちも、最前列の子と肩組んだりとか大サービスで。さらにラストのMCでは、シンドンが「ラブ注入」をヒチョルやイェソンに振るというテロ攻撃!(笑) かっこよさとダサさとの壮大なるギャップは、芸術的ですらあったわ。Build Up & Break Down。創造と破壊やね(笑)
泣いて笑って、こんなに短い時間で感情をたくさん揺さぶられたのは久しぶり。本当に、いいライブをありがとうございました。
SUPER JUNIOR「Super Show 2」
終わってみて感じたのは、これまで彼らをテレビで見たときに感じてた「振りのバラバラさ加減」については、むしろそうじゃなきゃおかしいってこと。だって、あれだけ個性の強すぎる男性が10人も集まって、全員がピタッと同じ動きするなんて、そっちのほうが不自然でしょ(笑)
たぶん自分の心の中のどっかで、「韓国のアイドル=絶対的な練習量に裏打ちされた完璧なパフォーマンス」、「日本のアイドル=歌唱力、ダンスに難があってもキャラクターで愛される」っていうステレオタイプがあって。そこにハマらない彼らのことを、これまで過小評価してた感がある。
韓国にも、“日本タイプ”の、踊りなんかそろわなくたって「誰かを幸せにしたい」っていう強い気持ちだけでやってるグループがいるんだなっていうことを、今回知った感じです。やっぱり現場に出てみないと、分からないとこもある。
関ジャニ∞「KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS」 [DVD]
「人を楽しませたい、そのためにはまず自分たちが楽しまなきゃ」っていう気持ちに「音楽」がプラスされたら、言葉なんてなくても、笑顔と笑顔でコミュニケーションできるすてきな空間が生み出せるってことに、今日改めて気付かされたよ。音楽がまた好きになった。
年末のココア男。のライブのときにも、同じことツイートした気がするけど(笑)。あのときも、「楽器なんて持ってるだけで音なんて出てないんだけど、イケメン5人が一生懸命やってる姿を見て癒やされる人がいるんなら、弾いてる弾いてないなんて関係ない」っていう結論だったけど。今日の感触もそれに似てる。
以下最後に、本日参加した13人のメンバー1人1人に対する感想を記しておきます。ホントに全員、個性が強すぎる(笑)
ココア男。「RICHCOCOA」
▼イトゥク
さすがリーダーだけあってMCでもメンバーを上手にまとめるんだけど、冒頭のMCでは「みなさんの声が聞きたいです!」の「声が」を忘れてて、「みなさんが聞きたいです」で押し通し。結果、最後のMCで言い直してた(笑)。「BONAMANA」での素肌ジャケットもバッチリ披露してくれたし、クールな楽曲で見せる表情と、俺が何度も励まされた「ロクゴ!!!」の韓国版MVのような、ふざけるときは誰よりも先陣切っちゃう残念さ(笑)があって。「黙ってりゃイケメンなのに」感のハンパなさにゾクゾクした(笑)
▼ヒチョル
ルックス番長。この人に関してはいるだけでよくて、1人だけ踊ってなかったり、違う動きしたりしてても全然アリ。女装のコーナーに半分くらいのテンションを注いでて(笑)、結果参加しない曲が誰よりも多いっていう点も、彼ならアリ。ときどきベロ出す悪っるそうな顔(笑)もしっかり見られて満足。「美」というだけで何もかもが許されてしまうパーフェクトビューティー。
▼イェソン
ほっとけない(笑) なんか、哀愁を帯びた表情をしょっちゅうする。それがときに一瞬ドSな顔したり、一瞬ニコって笑ったりすると、女は確実にオチる(笑)。メンバーからもイジられキャラみたいな感じで、あんまり自分からキャッキャ言う感じではないっぽいけど。ソロパートも1人だけ終盤に隔離されてたり、ナニゲにおいしいとこは全部持っていくヤツ。
▼シンドン
カンイン入隊中につき、デブキャラを一手に引き受ける。イケメン9人の中にデブ1人って凄いよね?(笑) まあもちろん、食いしん坊キャラだったりブサイクキャラだったり、ちゃんと自分の立ち回りをしっかりとこなしてて、いいフックになってる。むしろいないと成り立たない。
▼ソンミン
彼の誠実そうなスマイルは、見てるこっちも自然と笑顔になっちゃうパワーを持ってる。1人だけちょっと系統の違うイケメンで、ルックスにも歌唱にも安定感があって。歌声にも少しクセがあって大勢の中でもキラッと光ってるし、さほど目立つタイプではないんだけど、こいつがナニゲに見逃せない(笑)
▼ウニョク
とにかく元気で、ふざけるパートでの弾け具合はイトゥクと肩を並べるぐらいの大胆さと愛嬌があって。日本で言ういわゆるイケメンとはちょっと方向性が違うけど、上半身がキュッと締まってスタイルも抜群で、ダンスもパワフルでかっこよくて。こいつがまたまた見逃せない。
▼ドンヘ
彼こそ、ナニゲに見逃せない。ちょっと残念な感じの眉毛をしてて、「イケメンすぎると逆に苦手 or 怖い」っていう層を確実に取り込む、絶妙なライン(笑)のソフトイケメン。「お父さんが亡くなってる」っていうサイドストーリーを頭に入れてると、笑顔にさらに深みを感じて愛着がわく。
▼シウォン
短髪、マッチョ、きりっとした太い眉で男らしさナンバー1。フェミニンな感じのメンバーが多い中で、彼の男性ホルモンムンムンな感じはこれまたいいフックになってて見逃せない。あと、ほかのメンバーへのボディタッチが多かったのが気になる(笑)
▼リョウク
歌唱力クイーン。キングでなくクイーンだな(笑) ちょっと東方神起のジェジュンさん入った感じの透き通ったハイトーンボイスで、歌唱に彩りを添えてる。メンバーの中ではわりと小柄で細い部類に入るんだけど、みんなを歌でグイグイ引っ張ってて。全員で歌ってる曲でも、彼のソロパートが来ると「おっ」って耳を傾けちゃう感じ。
▼キュヒョン
普通に激しいダンスナンバーにも参加してたから2007年の交通事故の影響ではないんだと思うけど、歌うとき背筋をピーンと伸ばして、アゴの下にマイク持ってきてしっかりと歌う感じで。演歌歌手? みたいな(笑)。花道歩き回ってるときも走ったりとかせず、その姿勢のままゆっくり歩いて、ファンの方1人1人の顔を確認するように動いてて。イトゥクやウニョクがあれだけギャーギャーやってるのに、あのブレなさは素晴らしい(笑)
▼ヘンリー
ちっこい身長とアジア顔で、犬みたいなかわいさがあるんだけど。そんな顔しながらソロパートで見せたポテンシャルの高さに、とにかく感動。
▼チョウミ
長身でモデルみたいだし、見た目通りのナルシストぶりが最高(笑) とんでもないダークホースが現れた!
▼チョンモ
ナニゲに日本活動歴は一番長いTRAX。a-nationにも出てるし、日本語もペラッペラ。「久しぶりの日本でした。うちのボーカルは今韓国でドラマを撮ってるんですけど、今度は2人で来られたらと思います」との言葉。期待してますよ!
2011年02月18日(金)のツイート
THE 4TH ALBUM『美人(BONAMANA)』 REPACKAGE
posted with amazlet at 11.02.19
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