ON/OFFの恒例ライブ「双子伝説」を見に、O-Crestに行ってきました!


$音楽ライター・結城伶司のカクシゴト!-1102051


【ON/OFF 双子伝説 vol.28 2011.2.5 Shibuya O-Crest】

 1.烈風の証 Wind and blaze
 2.永遠の刹那
 3.GO∞2~LOST~シグナル
 4.ごめんね[宮澤篤司]
 5.Butterfly~突き刺されダーツ
 6.レクイエム
 7.蒼光の原石
 8.俺だけのミューズ
 
 EN1.CONNECTION


 今日はこのイベントが始まって3周年の日ということもあり、初心を思い起こさせるような曲順になってて。途中、11月のワンマンの小道具で使った赤いビニール傘にサインを入れてプレゼントするじゃんけん大会なんかもあったりもして。珍しくメドレーも盛り込んであって、最後まで疾走感が途切れることのないまま終了。

 いつも通りのなごやかな感じで進んでったんだけど、今日はトークというより“歌”でしっかり勝負してきた感じがある。いろんなパフォーマンスをするアーティストが世界にいる中で、これだけきちんと“歌”と向き合ってるグループが日本にあることを誇りに思うな。

 俺もvol.28までのうち25回くらい見てきてるけど、今日は「LOST」がだんだんハマってきたなーと感じた。あの大人の世界観をレコーディング当時よりも表現できるように、彼らの年齢もいい感じになってきて。振り付けの腰使いも、だんだん慣れた感じになってきてる(笑)


ON/OFF「Legend Of Twins I-双子伝説-」


 まあでもちょっと、彼ら自分たち自身での成長はそろそろ限界にきてる感じはずっとある。同じハコで何回も何回も見てると、これまでにも初の主演舞台を終えたタイミングとか、初めてミュージカルに出た後とかで、グンと成長したなと感じたときはあったんだけど。

 経験したことのあるものの方が増えていくと、高いハードルに向かって頑張るという機会が今後少なくなっちゃって、マズい。これまでがそうだったように、これからは周りが、2人の成長を促すような起爆剤を投入してあげないと。タイアップ頼りで動員が増えても、肝心のパフォーマンスがしっかりしてないと「こんなもんか」ってなっちゃうから。

 今日もごあいさつさせていただいたんですが、デフスターの方に会うたびに「そろそろバンドで歌わせてあげてほしい」とずっと言ってて…。2人とも今年28になるのに、MD出しはそろそろないだろうと(笑)。演奏が生だと、カラオケみたいにいつも同じ調子で音が鳴るとは限らないからね。その環境で修業すれば、きっともっとよくなるはずと信じたい。


2011年02月05日(土)のツイート


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