flumpoolの2ndフルアルバム「Fantasia of Life Stripe
」が、2011年01月26日(水)にリリース。
このアルバムでインタビューのお仕事をさせていただいたんですけど。ジャケ写にも今回アルバムで初めて本人たちが顔を出してるように、すごく等身大の、リアルな感情をむき出しにした内容の楽曲も多く収録されてて。
記事にも書いたんですが、結局、周りが求める「flumpoolってこうだよね」っていうところに自分たちを当てはめよう、当てはめようとするあまり、バンドとしてちょっとスランプみたいな時期があったんだそうで。
なので今回はもう、詞も曲も、自分たちのやりたいように書いちゃえと。そういうテーマで制作した結果、それこそ「君に届け」とか「花になれ」とかだけのイメージで彼らを見てる人からしたら、びっくりしちゃうような、新鮮なナンバーがたっぷり詰め込まれた1枚に仕上がってます。
flumpool「unreal」
まあ、「やりたい音楽」と「求められる音楽」とのギャップという問題は、メジャーレーベルでいろんな人の手を借りながら活動を続けて行く以上、アーティストにとっては避けて通れない問題で。
結局それだけの人が、自分たちの音楽を広めるために一生懸命働いてくれて、その音楽を売ったお金で生活をしていかなきゃいけないってことは、どれか1曲で売れたら「次もアノ曲っぽいのでお願い」って言われたら、やらないとしょうがない。運命共同体だから(笑)
だけど彼らの場合、今回こういう風にして好きなようにやらせてもらえたっていうのは、やっぱりこれまで死に物狂いで頑張ってきて、横浜アリーナ2Daysも成功させ、一定の結果を出したことに対するごほうびだよね。
flumpool「What's flumpool!?」
個人的には、1曲目の「君に届け
」から『あいのり2』主題歌「two of us」、シングル「reboot~あきらめない詩~
」、先行配信曲「Snowy Nights Serenade~心までも繋ぎたい~」の1~4曲目までが、今までの「ザ・flumpool」を表したパートで、序章としてひと完結してて。
いきなりドロッとした詞が飛び出す5曲目の「東京哀歌(エレジー)」からが、本当のこのアルバムの始まりだと思ってます。「東京哀歌」で1回過去の自分を省みてからの「Music Surfer」の前向きさ、疾走感も気持ちいいし、珍しく尼川元気さん作曲の「ベガ~過去と未来の北極星~」なんかもこれまでにない感じで好き。
そしてこのアルバムの楽曲がまた、ライブでこれまでの楽曲とどう組み合わさっていくのかも楽しみで。既存のおなじみの楽曲たちでも、このアルバムの曲の次に演奏したりするとまたきっと、聴こえ方や歌詞の捉え方も変わってきそうだし。そんな面も含めて、聴き終わってすごく、彼らの今後が楽しみになった1枚でした。
▼そのほかのオススメ作品
WEAVER「新世界創造記 LIVE at EBISU LIQUIDROOM」 [DVD]
Peaky SALT「Peaky SALT」
Chicago Poodle「GTBT」

Fantasia of Life Stripe (ファンタジア オブ ライフ ストライプ)
posted with amazlet at 11.01.27
flumpool
A-Sketch (2011-01-26)
売り上げランキング: 29
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記事にも書いたんですが、結局、周りが求める「flumpoolってこうだよね」っていうところに自分たちを当てはめよう、当てはめようとするあまり、バンドとしてちょっとスランプみたいな時期があったんだそうで。
なので今回はもう、詞も曲も、自分たちのやりたいように書いちゃえと。そういうテーマで制作した結果、それこそ「君に届け」とか「花になれ」とかだけのイメージで彼らを見てる人からしたら、びっくりしちゃうような、新鮮なナンバーがたっぷり詰め込まれた1枚に仕上がってます。
flumpool「unreal」
まあ、「やりたい音楽」と「求められる音楽」とのギャップという問題は、メジャーレーベルでいろんな人の手を借りながら活動を続けて行く以上、アーティストにとっては避けて通れない問題で。
結局それだけの人が、自分たちの音楽を広めるために一生懸命働いてくれて、その音楽を売ったお金で生活をしていかなきゃいけないってことは、どれか1曲で売れたら「次もアノ曲っぽいのでお願い」って言われたら、やらないとしょうがない。運命共同体だから(笑)
だけど彼らの場合、今回こういう風にして好きなようにやらせてもらえたっていうのは、やっぱりこれまで死に物狂いで頑張ってきて、横浜アリーナ2Daysも成功させ、一定の結果を出したことに対するごほうびだよね。
flumpool「What's flumpool!?」
個人的には、1曲目の「君に届け
いきなりドロッとした詞が飛び出す5曲目の「東京哀歌(エレジー)」からが、本当のこのアルバムの始まりだと思ってます。「東京哀歌」で1回過去の自分を省みてからの「Music Surfer」の前向きさ、疾走感も気持ちいいし、珍しく尼川元気さん作曲の「ベガ~過去と未来の北極星~」なんかもこれまでにない感じで好き。
そしてこのアルバムの楽曲がまた、ライブでこれまでの楽曲とどう組み合わさっていくのかも楽しみで。既存のおなじみの楽曲たちでも、このアルバムの曲の次に演奏したりするとまたきっと、聴こえ方や歌詞の捉え方も変わってきそうだし。そんな面も含めて、聴き終わってすごく、彼らの今後が楽しみになった1枚でした。
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Peaky SALT「Peaky SALT」
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