セ・リーグの全順位が今日決まりました。

我がタイガースは二位で終了。78勝63敗3分

打率は.290でリーグ新記録。得点力も一位。三割打者五人、打点90以上の選手も五人。うち100打点以上三人。一番から四番まで全員三割でありながらなぜ優勝できなかったのか。

あえて名前をだしますが新井さん。打点はリーグ三位で100以上。打率も三割。勝利打点も13ありますが、一番打ってもらいたい場面では凡退の山。スイングが素人目でみても力みまくり。中日の和田、森野と成績だけならヒケをとらないがここ一番の場面では完全に負けです。

鳥谷、遂に念願の三割到達。得点圏打率もリーグトップ。それでも森野のほうが信頼度あるよねぇ。

マートン、ブラゼルの両外国人選手は満点といっていいでしょう。マートン、ここまでやるなんてね。守備に不安あり、肩は標準レベル。打撃も中距離向きで足は並。これくらいしか思ってなかったんですがどっこい。広角に打てるヒットゾーンの広さに対戦相手を徹底研究するその姿勢。申し訳ありませんでした(_ _)

ブラゼルもね。今年はレフトへも打てるとこを見せて成長が見られました。バースを彷彿させたレフトへのアーチ。追い込まれたらチームバッティングできる姿に今までの振り回すだけの印象がかわりましたよ。

城島は打撃に関しては申し分なしです。ただ、リードがね。相手に読まれとるよ。初球狙いされまくって一時期あかんかったでしょ。もう少し工夫が欲しかったね。

平野は打率を残しました。最後まで首位打者争いできたことは本人にとっても勉強になったと思います。だがね、苦言が二つある。

まずバント。今年は犠打トップやったんかな?それでも全然上手いと思えない。むしろ下手やといいたい。自分も生きようとするバントやと、どうしてもファールになりやすいんです。三打席連続失敗ってのもありましたね。あとは走塁。あれだけ足早いんやし盗塁20は欲しいよね。積極性がないとは聞きますが、あれはなさすぎです。このあたりは大和や藤川俊を見習ってもらいたいです。

金本は来年が最大の正念場です。ケガに最後まで泣かされ続けました。連続フルイニングは止まったが連続試合出場はまだ継続中です。ただ、お情け感ありありなんがね。もう記録は切れてもいいでしょ。本人も気にしてないんですから。しっかり完治させ、筋肉量も戻ればまだイケるはずです。

桜井にはがっかりさせられましたね。あれだけ機会与えられながら平凡そのもの。守備に至っては足引っ張りまくり。生え抜きで期待大でしたが、あれでは濱中と同じ運命が待ってるでしょう。

今年の野手陣は若手がいろいろでてきました。初期は大和。足のスペシャリストとしてここ一番のときは盗塁を決めまくってくれました。藤川俊は後半からはスタメンにも入りましたね。こういう掻き回すタイプが欲しかった。赤星、赤松の一、二番を夢見た私にとってはこの二人の台頭は嬉しい限りです。

代打陣、今年も桧山はやってくれました。打率はイマイチでも、ここ一番では打ちましたね。こういうとこは新井さんにも見習ってもらいたいです。

関本は今年、FA資格を獲得しました。残ってほしいのはやまやまですが、今の使われ方なら来年は新天地を求めてもええと思う。タイガースとしてはたしかにイタイですが、あれでは飼い殺しです。平野がセカンドで定着しちゃったもんね。内野手ならどこでも守れるし、なによりバッティングとバントの上手さですよ。ホンマ頑張ってもらいたいです。

今年のタイガースは一線級にはてんでダメでしたが、格落ちの投手相手にはアホほど打ち込んだ印象です。

惜しい試合、いくつあったか知れない。


投手編はまたあとでね(^O^)/