先日、他のブロガーさんとこで読んだんですけれど、今年から試合時間短縮を計るために無走者のときですが、"投手は捕手からボールを受け取ってから15秒以内に投球動作に入らなければボールとする!"というルールが定められました。

要するにさっさと投げろ!そうすりゃ試合もはよ終わるし。試合はよ終わったら観客もはよ帰れるからファンサービスになるやろ。こういう理屈みたいです。

たしかに一部的を得た話ではあります。終電気にして試合終了まで見られへん、てことを考えれば。最近、広島で経験しましたけどね(笑)

でも野球を熱中して見られる方って何を楽しみますか?テンポよく進んで試合が早く終わることですか?テレビ中継中に試合が終わることですか?違うでしょ!断言できますよ。

私の場合ですが、投手(捕手)と打者の駆け引き。投手はこの状況ではどう攻めるか、何を待つか、サインはでるのか?ここはちょっと間を外そう、それを推測するのを楽しみます。捕手の立場にたって考えるのが面白いんですよね。そういう"間"がこのルールではほぼ間違いなく奪われます。

先日の練習試合でいうてた選手の一言、"サイン二回首振ったら間に合いません"これじゃあ投手が圧倒的に不利でしょ!ハムのエース、ダルビッシュが"死活問題です"というてました。これが国際ルールやったら、WBCや五輪があるから100歩譲って理解しよう。でも全然ちゃうやん!

試合短縮手段なら他にもいじる部分はいっぱいあります。審判六人制の復活、攻守交代のスピード化、ビデオ判定導入、試合開始を早める、デーゲームの増加、過剰な演出の廃止(チアガールの応援、花火、風船飛ばし)

最後のは極端ですけどね。

要は試合に影響ない部分をいじってくれと。単調な試合運びばっかになっては野球がつまんなくなりますよ~。

P.S.落合監督がおもろいことをおっしゃってました。

"捕手が投手に球を返す前にサイン決めたらええんちゃう?"

ええとこついてます(笑)