二度と行くことはないだろうと思っていた水戸。二年連続で訪れることになりましたが、勝手がわかっている分楽ではありました。

 人生初めての計量のため三時過ぎに水戸駅に到着し、会場までは徒歩3~4分。水戸駿優会館の入口で三井選手に出会って、やっときちんとご挨拶が出来ました。

 念の為に昼食は控えめにしていましたが、計量は68.4kgで余裕でクリア。朝計った時は68.6kgだったので僅かながら軽くなっていました。


 計量を済ませてから念願の弘道館観光。会場から歩いて10分ほどなのに去年は前日の水戸入りが遅かったのと気分的に余裕がなかったのでどこかに見物に行く気にもなれませんでした。弘道館は駅や中心部から近いのに緑が多く静かで都心のオアシスといった趣きでした。


 弘道館と裏手にある八卦堂辺りを散策してから弘道館に最も近いホテル、水戸京成ホテルにチェックイン。去年は大会会場向かいにあるやはり老舗の三の丸ホテルに泊まって広くてメンテナンスの行き届いた客室が気に入りましたが、滅多に外泊をすることがないのでホテルは変えました。部屋は三の丸ホテルの方が好きでしたが、京成ホテルは高台にあり眺望は抜群でした。



 しばらく休憩した後、ホテルからこれまた徒歩数分の距離の水戸東照宮へ。ここも小高い丘の上にあります。石段を昇りさあ着いた、と思ったら本殿の門が閉まっていました。観光客が数人いましたが戸惑った顔をしていました。五時を回ってはいたものの神社って閉まってしまうものなのか?





 脇の小さな天満宮の前を猫さんが歩いていたので、お参りはそちらで済ませました。

 それから駅ビルに向かい、大会当日の食料とお土産の下調べをしていたら西條選手にお会いしてしばらく立ち話。この日は駅周辺のあちこちでいかにもボディビルダーという風体の人を見かけましたが通りがかりの人から見たら異様だったかもしれません。


 買物は後回しにして夕食のため駅の南側にあるデニーズへ。去年はパスタにしましたが、量のせいか油か塩分のせいかわかりませんが大会前夜も当日も四頭の血管が浮き出てこなくて焦り、満足の行く仕上がりにならなかったので今年はサイドメニューのローストビーフ、野菜の小鉢、五穀米と普段の食事に近いものにするつもりでした。でもホームページのメニューに載っていた五穀米が見当たらないので迷っていたら、豚の冷しゃぶ御膳というのを見つけ、野菜の小鉢も付いていたので、味噌汁を断りご飯を軽めにしてオーダー。選択は当たりだったようで、今年は夜も翌朝も血管が消えることはありませんでした。

 デニーズを後にし駅前の大通りに出ると工事現場なのかパチンコ屋なのか賑やかな音が聞こえてきました。でも工事の気配もないし、パチンコ屋の音がずっと聞こえるわけもない。街路樹の辺りから聞こえると思ったらムクドリの大群でした。電線にズラッと並び街路樹にはムクドリが山なり。さらにねぐらに向かってきます。ムクドリの騒音と糞に悩まされる街の話しは耳にしますが実際に遭遇するのは初めてでした。

 夕食後コンビニと駅ビルで食料を調達。去年は宿泊時用の飲み物も大会当日の食料も買い過ぎて持って帰る時に大荷物になったので、控えめに準備したつもりですが、それでも買い過ぎでした。量にも問題がありますが、普段でも大会な時にも食べたくならないような物ばかりどうして選んでしまうのか…

 買物を済ませてホテルに戻り、時間もあるので、これまた徒歩5分ほどのサンラウンジに行ってタンニングをするつもりでしたが、面倒臭くなって止めました。

 ホテルのベッドは寝心地が良く、去年のように仕上がりにやきもきすることもないので安眠出来るだろうと期待しましたが、いつもと同じで寝付けませんでした。