会場は元々予備校だった建物の上層にホールがあり、下の階の一部は法務局が使用、他の階はレンタルスペースとして使われている妙なビルです。8階の会場ホールと5階の控室以外には立ち入らないこと、階段は使わずエレベーターのみ使うよう何度も注意がありました。

 参加者は120人ほどでしたが、控室となっている大部屋は広かったのでみんなが寝転がってもゆとりはありました。ただし葛飾シンフォニーヒルズのような楽屋ではないため床に雑魚寝です。下に敷くシートかタオルを持って行くべきでした。

 選手受付では参加賞のTシャツの他スポンサー提供のペットボトル入りドリンクも配られました。

 控室はマスターズの選手だけでなく、一般の部の選手と共用だったのでこれまでネットでしか見たことのない有名選手を間近で見ることが出来ワクワクしました。

 その後ウェアとオイルのチェック。今回同じカテゴリーに出場する選手で白髪でモヒカン、白いポージングパンツを履く方がいたのでかぶらないようにシルバーではなくネオン・ライムグリーンのパンツにしましたが、ウェアをチェックする審査員(多分、近藤さん)から公認ウェアにこんな色もあるんだ、と言われました。

 茨城の大会では出場者は開会式に出席しないので出番が来るまでは控室で待機。その間にクレープを食べました。

 出番が近づくと8階に移動しましたが、エレベーターを使うため全員が動くのには時間がかかります。葛飾は舞台裏のスペースが広くパンプアップだけでなく、一部選手の控室になっていましたが、ここは舞台裏の通路くらいしか場所がありません。狭い分有名選手をパンプアップするところまで間近で見ることが出来ました。

 ピックアップ審査は25人から12人への絞り込みだったので予選を通過出来るかちょっと不安でした。

 規定ポーズのうちフロント・ダブル・バイ、サイド・チェスト、バック・ダブル・バイ、アブドミナル・アンド・サイの4ポーズです。一通りポーズを取った後は呼ばれることがなかったので予選は通過出来たと思いました。審査にある程度時間がかかるのでその間リラックスポーズを取っていなければならず、左の肩が痛くなりました。

 今回は会場が明るかったので観客席が良く見えました。舞台の後方で待機している間観客数を数えましたが900名弱収容のところ80~90人程度。東京オープンの時は満席なのにガラガラだったと言って呆れられましたが、今回は何度も数えてみたので間違いありません。

 前回は審査員全員に正面からのポーズを見せようとして体を動かしましたが、今回は中央を狙って体は動かさずにいました。余裕もあったので審査員席のすぐ後ろにいるカメラマンにもカメラ目線を送りました。