「あの・・すいません、言い難いんですが、15万貸してもらえますか?」
と。
32歳の男。
突然連絡があったかと思ったらこれだ・・・・。
どうやら家賃が払えないらしい。
おいらみたいな“説教魔”にわざわざ金の工面を頼むなんて、
大した度胸だと思います(笑)
もしくは、相当オツムが弱いのか??
電話越しにネチネチと尋問が始まる・・・・・
Q:何故15万が必要なのか?
A:「家賃+駐車場代」
Q:固定費と分かっているのに何故期日までに用意出来ないのか?
A:「えーと、急な出費がありまして・・・」
Q:急な出費の内容は?
A:「未払いカード代金の督促+未納自動車税2年分」
Q:督促された金額は?
A:「25万円程」
Q:25万円の支払いで生活が成り立たなくなるのは何故?
A:「給料が安いんですよ・・・」
Q:給料が安いのではなく、支出が無計画だからでは?
A:「えーと、そのー、あのー・・・・・・」
K:「とりあえず、返済計画書と借用書と実印が揃ったらいつでも貸します。」
A:「わかりました!ありがとうございます。明日電話します!」
と、通話は終わった。
まるで事業仕分けの蓮舫と天下り特殊法人とのやり取りみたいじゃないか・・・・
しかし、3日経っても1週間経っても・・・・
なしのつぶて・・・・・
気になって電話してみた。
「お客様のお掛けになった電話番号は、お客様のご都合により・・・・・」



「ったく・・・・」