ヨンレの母は、ジンに、結婚を目前に控えた娘の家に親戚でもない男性が一緒に住んでいるのは問題なので、家から出て行って欲しいと言い、ジンは承諾する。
母とヨンヒとヨンレは結婚について話をする。ヨンレは結婚を延期したいと言うが、母は家のためではなく、お前が愛されて幸せになれるように願っての結婚なのだからと、それを許さない。
翌日、ジンはヨンレと、最近ファリンソに来ないからどうしたのかと思っていた、そういう理由ならもっと早く言ってくれれば・・と話をしたのち、出て行く。
ジンの行き先はファリンソに住み込み。
ヨンレがジンの残して行った服を眺めてジンを想ったりしているところに、ピンク色の私服を着た(どう見てもその辺の女性より遥かに美しい)ギョンタクがやって来て、ヨンレを外に誘い、二人は緑のある丘のような場所を訪れる。
ギョンタクは「久し振りに外に出ると気持ちがいいです」と言いつつ、ヨンレの表情が冴えないのを心配し、昔語りをする。
ギョンタクは「ここに見せたいものがあります。子供の頃、剣術の練習で負けて悔しくて秘かに練習を始めました。雨や雪が降っても一日も欠かさず練習し、その時に心に刻んでいた文字があります」と話し、岩に刻んだ「永来」(=ヨンレの名前)という文字を見せる。
そしてギョンタクは、「あなたが僕のもとに来てくれるのを永遠に待つつもりでした。僕のところに来て下さい」と、ヨンレにプロポーズをする。
ハウンはヨンヒと酒をくみかわしながら、自分の味方をしないかと持ちかける。
何をしたいのかと尋ねるヨンヒに、ハウンは、「今の腐った朝鮮を変える」と答える。そこにチュンレイが入ってきて、この場はとりあえず解散。
ジンは以前初診した首にこぶがある身分の高そうな婦人の屋敷を再訪。
手術をしようとしていると、屋敷の主人が帰宅し、貴族の夫人に刀をあてようとしたことで咎められて捕えられ、処罰されそうになる。しかし、夫人が自分の夫である主人を涙ながらに説得し、主人は手術を承諾。
彼女が王様のお母さんの姪であることが判明して、付き添いのグァンは緊張しまくるも、手術は無事に成功。
街で、結婚準備の買い物をしていたヨンレ母娘とジンが偶然会うが、会話はない。
悪徳医員のホンピルはペニシリンの高評価を知り、ジンやハウンを監視。
婚礼の酒席ということで、ピンクの私服のギョンタクとヨンレの兄のヨンヒが酒を酌み交わす。
ヨンヒは「もうすぐ義理の兄になる僕に気に入られたいのか?」と茶化し、ギョンタクは楽しそうに「飲もう」と答え、和やかな雰囲気。
そんな中、ヨンヒが「お願いがある」と話を切り出す。
「信じられるのはお前だけだ。僕に何があっても、ヨンレだけは最後まで守ってくれ」と言うヨンヒに、ギョンタクは「私が死ねばヨンレが助かるなら、どんな事をしても死んでみせる」と答える。
その酒席にチュンレイが合流、ハウンとジンも揃ったが、ジンはあまり酒を飲みたくないと言う。ギョンタクは「どうしてだ? 僕の婚礼祝いの酒が飲めないのは結婚が気に入らないからか」と尋ね、「僕も、自分の婚約者の家に住んでいる男が気に入らない」と話す。
ジンが、自分が気に入ろうが関係ないだろうと答えると、ギョンタクは、「僕は人を魅了する魔法のような医術を使うお前の正体が何か気になる。皆は気にならないのか?」と疑問を投げかける。
ジンはギョンタクに「ヨンレさんを幸せに出来るのですか?どうか幸せにしてあげて下さい」と言う。
酒席の後、占いの才もあるチュンレイがジンに「ヨンレお嬢さんとは距離を置いた方がいい。先生に危険が迫る。彼女は先生が思っている方ではない」と告げ、ジンが、何の話だ?と尋ねようとしているところに、こぶの切除手術をした夫人の家から容態が急変したとの使いが来る。
急いで駆けつけてみたところ、夫人は術後感染の炎症を起こしており、ペニシリンが必要と判断したジンはファリンソに取りに戻る。
ところが、その時、ファリンソでは火事が起きていて、丁度そこに来あわせたヨンレは、ペニシリンを持ち出すために燃えている建物の中に入り、肩に二度の火傷を負う。
火事の騒ぎでギョンタクがファリンソを訪れ、
ヨンレが火傷の治療を受けているのを知る。
ギョンタクは彼女を連れて帰ろうとするが、ジンが、ここで治療しないといけないからと、それを拒否。
不承不承それを承知したギョンタクはヨンレに「気付いているかい? 君はいつも私の心を振り回してばかりだ・・また来るよ」と言って、その場を去る。
こぶ切除手術を受けた夫人の容態が更に悪化していて、ハウンがファリンソに薬を取りに来る。
しかし、残ったペニシリンは一つ。
ジンは身分に関係なく今一番必要としている人に薬を使うべきだと考えて、ヨンレが持ちだした薬を夫人に使うことを当人に話し、ヨンレは、そうしてくれなかったらジン医員に失望しただろうと、ジンの決断を後押しする。
ジンは薬を持ってこぶの夫人のもとに赴き、その間にヨンレの母がファリンソに来てヨンレを自宅に連れて帰る。
この夫人が、実は、時の王の生母(大妃)の姪であることから、ビョンヒとテギュンとホンピルは、ハウンが大妃に取り入ろうとしているのではないかと警戒する。
ジンがヨンレの自宅に行ってみると、ヨンレの火傷は炎症を起こしていて、ジンは治療に必要な物をヨンレの家の下女にファリンソに取りに行かせる。
ギョンタクはファリンソで火事の現場検証をし、誰かが意図的に放火したようだと判断。
グァン医員に疑いをむけつつ目撃者を捜しをしているところに下女がやってきて、ヨンレの容態が悪化しているのを知る。
片肌脱いだヨンレがジンの治療を受けているところにギョンタクが駆けつけ、
さっきまで何ともなかったのに・・と驚きつつ、火事の時にヨンレが持ってきた薬を使えとジンに提言。
ジンがそれを他の患者に使ったと知ったギョンタクは怒り、
「ヨンレが命懸けで持ちだした薬を他で使うなど、一体何を考えているんだ!? もしヨンレを救えなかったら、お前の命も無いものと思え」と、ジンに詰め寄る。
グァン医員が、街の薬屋に売り渡されていたペニシリンを取り戻して来て、それをヨンレに投与。
ギョンタクはグァンを逮捕しようとするが、ジンが、グァンが薬を持って来てくれたおかげでヨンレが助かるからと、それをとめる。
ヨンレは助かり、ギョンタクはジンに、「ヨンレを助けてくれてありがとう。もう少しで大切な人を失うところだった。お前の医術を認めよう」と礼を言うも、ヨンレが回復したらすぐにも結婚式をあげるから、もう二度とヨンレに関わるなとジンに命じ、「ヨンレはお前と一緒にいると大変な目にあってばかりでろくなことがない」と釘を刺す。
ギョンタクが「ヨンレを幸せに出来るかと聞いたな? 心配無用だ、必ず幸せにする」と宣言し、ジンは、一緒にいると危ないというチュンレイの言葉を思い出す。
テギュンと悪徳医員ホンピルは、結び目が解けなくなったら解こうとせずに切ってしまわなくては・・という理論で、目下の邪魔者のジンと大妃に近付こうとしているハウンの暗殺を決める。
夜道を歩いていたハウンは暗殺者に襲われるが、そこをヨンヒが助ける。
ハウンが何故自分を助けてくれたかと聞くと、ヨンヒは、ハウンが今の朝鮮を変えると言ったことを持ちだし、「どう変えたいか聞いてみたい」と答える。ハウンはヨンヒに「誰が自分を殺そうとしたか知っているか?テギュンとホンピルだ」と告げる。
炎症が収まり症状が峠を越したヨンレはジンがいないのに気付き、母から出て行ったと聞いて、まだ病人の体で後を追う。
ヨンレ宅を出て林を歩いていたジンは刺客に襲われ、逃げているところにヨンレが来て上手く隠れるよう藪の中に誘導し、二人は何とか追っ手から逃げ切る。
「行くところなどないのに何処に行くのですか? 行かないで下さい」と言うヨンレに、ジンは自分は遠い未来から来たからここにいてはいけないのだと話し始める。。
一方、ハウンはいつものよれよれの服ではなく、王族の一員(宗親)らしい立派な服装で大妃に会いに行く。
ここまでで8話は終了。
ちなみに、この時の王様はアンドンキム氏(ギョンタクの父・ビョンヒの一派)に政治の実権を握られて何の力もない状態だけれど、それでも一応は王様。
もし今の王が死ぬようなことがあれば、その継承者を決定する際に現王の生母である大妃の意見はとても重要になるので、一応は王族のはしくれのハウンが大妃に会うのは、かなり意味があること。
サジンの位置が下書き保存やアップをしようとするたびにサジンの位置がぐちゃぐちゃになり、酷い時には文字列の場所までぐちゃぐちゃに崩れてわけがわからない状態になる~~何回もやりなおして、ちっとも記事が仕上がらない~~(TT)





































