1922年6月28日、アイルランド内戦が勃発しました。
今日は、アイルランド内戦によって引き裂かれてしまった兄弟の対立を描いた映画
 
「麦の穂をゆらす風」
 
イギリスの名匠ケン・ローチ監督が、内戦のアイルランドを舞台に描く、深く悲しい人間ドラマを描いた名作。カンヌ映画祭のパルムドールを受賞作です。
 
英国による長年の支配から独立を求める声が出始めた1920年アイルランド。医者を志すデミアンと兄テディは武器を手に取り独立戦争に出征する。やがて勝利を収め、講和条約を締結させたアイルランド軍だったが、その条約の内容を巡って、今度は国内で争いが、、、
 
権力の弾圧に対して、純粋な気持ちで挑む若者達の姿は、単に歴史に沿った事実の物語としてのみならず、現代を生きる私達の社会を起草させ、民主主義に生きる私達の心を揺さぶります。人類の歴史の中で、避けることの出来ない戦争で起きたこと、起きるかも知れないこと。目を逸らしていること、逸らしてはいけないと感じる気持ち、、、
 
この映画から、自分なりのリアルを見つけられれば!