6月25日誕生花は、「昼顔」です。
話題の邦画「昼顔」の元祖、カトリーヌ・ド・ヌーブ主演
「昼顔」
1967年フランス映画で、スキャンダラスな内容で長らく映画化が見送られていたジョゼフ・ケッセルの原作を元に「アンダルシアの犬」の鬼才ブニュエル監督が主婦売春という題材を扱った当時話題となった問題作です。ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。
貞淑な人妻と妖艶な娼婦という対極的な二面性を、主演のカトリーヌ・ド・ヌーブが熱演します。ショッキングなテーマではありますが、人間の欲望について掘り下げ、鬼才ブニュエル監督の手腕の光る映像構成は一見の価値ありです!
「夜顔」
ポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリベイラ監督が、67年のルイス・ブニュエル監督作「昼顔」の登場人物たちの38年後を描いた作品で、各国の映画祭に招待されるなど、話題となった作品です。ミシェル・ピコリが再びアンリ役で登場する一方、前作でカトリーヌ・ドヌーブが演じたセブリーヌには「アイドルたち」のビュル・オジエが演じ、ウィットに富んだ二人の会話劇が見どころです。
話題の邦画「昼顔」を見る前に、ちょっと大人な「顔」をのぞいてみたら?!
