息子のでんぐり返しは頭からおしりまでがまっすぐ板のようで、回転するとビッターンと背中とおしりが同時に落ちます。足も伸びてしまって、そこから腹筋で起き上がることもできません。(体操教室ではマットに傾斜がついているので起き上がれます)


だるま腹筋練習は失敗に終わったので、

背中を丸めるイメージトレーニングから。


『背中をタイヤみたいに丸くして、

ちょっとずつ背中をつけて転がるんだよ』と、

私は息子の背中の上から下へとマットの接触面を撫でました。


イメトレの甲斐なく、でんぐり返しの背中はまっすぐのままだったので、動きを切り離すことにしました。


『立ったままで背中を丸くしてごらん』と、

私が肩甲骨を後ろに突き出して肩を前に出して大げさな見本を見せて真似をさせたところ、

息子はおじぎ風。


背中の筋肉を使いこなせてない!!ガーン


今度は仰向けに寝た状態で上体を持ち上げさせ、

(腹筋がないので私が背中を持ち上げ)

『ここが曲げられるんだよ』と胸と肩甲骨のあたりを折り曲げるように力を入れました。


これでようやく背中を丸くすることができるようになり、背中が落ちるのではなく、回転できるようになったのですが、まだ足が伸びてしまうのです。


息子のでんぐり返しを何度も見ているうちに、でんぐり返しのスタートで、足で跳んでおり、そのせいで始めから足が伸びて、長座前屈になっていることに夫が気付きました。しかも手をほとんど使ってない!


『足は跳ばないで曲げたまま、頭の方に体重をかけて、手で押せばいいんだよ』と息子のでんぐり返しを横から補助しました。


たまに変なでんぐり返しになるものの

正しいでんぐり返しが出来るようになりましたニコニコ


息子が背中を曲げられないのには、びっくりして、

やっぱり発達性協調運動障害の文字がちらついたけど、丁寧に教えればできるんですよね真顔


とりあえず、でんぐり返しが

勢いつけた腹筋みたいになってるから、

椅子に座る姿勢への良き影響を期待します!