全国幼児発達診断テストを受けて、
小学校受験の問題について良問だなぁと思うに至りました。
『指示を聞いて動く』のは先取り学習でもなんでもなく生活のスキルだし、ひらがなを書くような問題もない。
そういえば自分が幼稚園のとき、
赤と白の旗を上げ下げするレクがあったのを思い出して旗を作って遊んでみました。
『赤あげて、白あげて、赤下げない♪』
『下げないだから下げたらダメだよ。最後まで聞かなくちゃ』と遊んでいるうちに、きちんと私の指示を最後まで聞いて騙されないようになってきました![]()
小学校受験からインスピレーションを得て、
こぐま会のテキストを本屋に見に行きました。
立ち読みできるようになっていて、色々物色していると『〇番目に大きいりんご』の解説を見つけました。
『幼児は大きい方から〇番目ならばわかるけど、〇番目に大きいという言い方には慣れていないので、練習しましょう』と書いてありました。
これに大変救われました![]()
ちょっとしたことが出来ないと発達障害だ療育だと言っていた私。
小学校受験の専門家が『言い方が違うだけでできないことがある』と言っているではないですか。
また、『幼児は体験したことがないことは想像できないから体験させてあげましょう』という解説もありました。
発達支援センターの発達検査は問題は非公開で、予習せずに年相応に得点しなければならないというものです。
また、普段、発達支援センターでは担当の先生に
『息子くんは言葉が苦手ですね。息子くんの歳なら理解できてもいいと思います。』などと言われていた私は『その歳になったら教わらなくてもそれなりにできるようになるのが普通』という呪いにかかっていました。
『できなくても仕方がない場合がある』そして『体験すればできる』ということが小学校受験でも当たり前にあることだったのです![]()
テキストを購入し、小学校受験問題の基本を取り入れています。すんなりできるものもあれば、苦手なものもありますが、遊びに取り入れて体験させ、しばらくたってから問題を出すとできるようになっていることが多いです![]()