発達支援センターに通いながら
おうちでも何かできないかなと模索していました。
そのときちょうど無料でやっていた
『全国幼児発達診断テスト』なるものを発見して、
やってみたんです。
わかってなくて飛びついてしまったんですが、
これ、小学校受験向けなんですよね![]()
テストの名前よ。
テストをダウンロードして、
ものわかりのいい息子にいきなりやらせた私。
導入で『やめてくださいと言われたら手はおひざに置いて下さい』という指示だけは忠実に守る息子。
最初の問題が
『3番目に大きいりんごの下に赤い○を書いて下さい』みたいなアナウンスで、息子だけでなく、私もぎょっとしました。
指示が複数入っているではないですか。
3番目に大きいりんごはわかるはず。
しかし、赤い○って言ったけど、息子よ、ちゃんと聞いていたか。てか、年中さんてこんな指示を聞いて動けるものなのか。息子には難しい。やっぱりこの子は遅いんだ![]()
3番目に大きいりんごも間違う息子。
テンパりながらやめない私。
動揺しているうちに制限時間がやってきて、
『やめてください』のアナウンスで手をひざに置く息子。
初めての制限時間。
早さは必要ないと音声を止めながら、
やらせる私![]()
私にどん引きしながら見守る夫。
点つなぎなど普段できる問題もあるけど、
制限時間内にはできない。
制限時間抜きに出来そうな問題に出来ない息子。
イライラする私。
結局この死闘が一時間続き、それに耐えた息子。
採点しながら正気に戻る私。
これは練習せずにやる問題ではない。
『年長さん向けの問題だったよ(←嘘)。出来なくていい問題なのにごめんね。よく頑張ったね。』
なんとか自分の愚策をフォローしようと息子に謝りました。息子の自己肯定感をつぶす、なんて愚かな母親か。
夫もフォローしてくれて、
息子も『年長さんの問題だったか。できるわけないじゃん』と言ってくれたのですが、本当に本当に反省すべき大事件でした。
しかし、雨降って地固まるきっかけとなったのです![]()