ノブレス・オブリージュ

これはヨーロッパに昔から伝わる言葉らしいです。
私は、アニメ「東のエデン」で知りましたが。
持てる者は責任を果たすべき、というような意味だとか。
だから、ハリウッド俳優とかはボランティアなどに熱心なのですね。

日本人はどうなのかしら？
もちろん、お金持ちや有名人で社会貢献してる人も沢山いるでしょうけど、社会に還元しない人もまた沢山いるんじゃないかなあ。
今回の震災で特にそう思いましたが。
東電などの、対応しなくてはならない関係者もそうだし。
一般でも、寄付する人、ボランティアする人、全くしない人に分かれたような。

私は貧乏人です。
でも、少なくとも最低限の衣食住は賄える。
だから、少しでもできることはしたいと思いました。
節電は当たり前として、音楽でできる支援とか、危険と思うことは発言したりとか。
音楽というのは人の心を慰めるものかもしれないけど、
それどころじゃない状況もあるわけですよね。
今被災者やその周辺の方々に、ライブにいらっしゃる余裕はないと思います。
たとえどんなに心をこめて音楽を届けても、残念ながら万人を癒せるものはない。
ましてや私の音楽は、わかりやすいものでもない。
もっと根源的な助けが必要なのではないかと。
赤十字から一枚ずつ感謝状が届くたびに、無駄ではないことを信じます。
できること、できないこと、役立つこと、そうでもないこと。
境界線は難しいけれど。

写真は大統領選に向けて、いきなりバイクで選挙運動を始めた、ロシアのプーチン首相。
この人、やることが大胆で賛否両論ありますが、カリスマ性ありますよね。
自分だからできることをわきまえてる気がする。
だから国民に人気もある。
日本でもそういう人が出てほしいものです。。。
今こそ必要な時ではないかと。

ノブレス・オブリージュ。
今後も良き救世主たらんことを。
byジュイス「東のエデン」