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サポート?バンド?

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今回はつるミミエデンの話の予定ですが、その前に今日感じたことを。

歌うたいだと、ソロでやるのか、サポートつけるのか、バンドなのか、選択肢が生まれます。
私の場合、全てやってきていますが。
本気で音楽やろうと思ったきっかけとなった事務所がソロ希望だったので、その頃はソロでした。
もちろん学生時代はバンドでしたが。
でも、徐々にソロに違和感を覚え始めました。
もともと音楽聞く時もリズム隊をまず聞くような人間ですから。
私自身のルーツや音楽性のこともあって、徐々に事務所の方がサポートしてくださるようになりました。
それはそれで、後で事務所で問題になったんですが。
さらにしばらくして、やはり私はフルバンドの誘惑に勝てなくなりました。
ただ、事務所としては所属はとりあえず私しかできないので、サポートでバンドを作りました。
これは私が一からつなげていったので、安定はなかなかしなかったです。

サポートでバンドができてからすぐ、スカウトで違う事務所に移籍。
そこでも最初はソロで始めましたが、やがてまたサポート集め。
バンドも事務所も人間関係含め紆余曲折あり、事務所がなくなると共に、私は独立しました。
そして、瑠花という名前はそのままで、バンドも続けることになりました。
そのバンド自体も、やはり固めるまでは大変でした。

今のメンバーで落ち着いたのが約二年あまり前。
バンド名を名乗ろうかと何度か考えましたが、私が責任をとる意味でも、瑠花という名前で続けています。

さて、いまさらなぜこのようなことをお話するか。
ある方の書いたものに逆インスパイア?されまして。
バンドとサポートの違いって何って。
通常は、サポートは責任がなく、例えばスタジオ代はもたないとか、プロならギャラ発生するとか。
バンドなら全て割り勘?で利益も平等に割り、赤字も割って払うとか。
だけど、そんな表面的なことは関係ないと私は思うのです。
今のバンドができた経緯とか、音楽面で最初は私がすべて用意していたとか事情はありますが、今している内容は、バンドと変わらないです。
瑠花バンドというイメージ。
今や音楽面ではピアノ山合氏にお世話になる部分が大きいし、他の皆さんもそれぞれアレンジをしてくれています。
でも、私は瑠花という看板を背負わなければ、切迫感を持ってできない。
なんやかや言っても、ボーカルがお客様つけられないバンドは無理です。
だから私の魅力、努力次第だと考えているし、私のお客様と責任持つからこそ、今の形ができる。
どんなにバンドが運命共同体とか言っても、要であるボーカルが運営できなくて赤字にしたら、それをバンド全体責任にするのは違うのではないでしょうか。
黒字にして皆さんでわけ合えるのが本来でしょう。

もちろん、不況に陥ってさらに震災が起きて、チャリティーなどもあり、まだ私にきちんとそれができているわけではありません。
やっとギャラ頂けるお店が出てきましたので、これからは徐々にプラスを還元していけそうですが。
実績積むまでの忍耐もいりますね。信頼も。

きれいごとでなく、プロとしてお金が頂ける仕事をしたいのは当たり前だし、お金にならなければ段々疲弊していきます。
その分を他の仕事でまかなわねばならなく、音楽に割ける時間が増えません。
お金は生きていくために必要なものであり、必要最低限あればモチベーションを上げるもの。
汚い稼ぎ方さえしなければ。

私がこういう見方なのは、事務所と関わりがいろいろあったからかもしれません。
事務所は営利企業ではありますが、単に金銭的にすぐプラスになるのは難しく、担当が見込んだアーティスト以外には力は入れられない。
勘や先見性も必要だし、結局アーティストとは共に音楽を作り上げる仲間なのです。
だから金銭的にも分け合う。
悪徳感満載のところは別としてーwww
それとバンドってたいして変わらないと思います。
運営やる人が責任持つ代わり、その人の報酬は平均的に多くなるかもしれませんが。
お客様に価値を見出して頂いてお金を戴き、だからこそそれに見合うものを提供しなくてはならない。
だからバンドは、リーダーがいる共同体であることに変わりはないと思います。
長くやればまとまりができ、意思疎通が深まり、いいものを作れる。
だから私はバンドという共同体を大事にしたいと思います。
それがお客様にも喜んで頂けることにつながると考えています。

ああ、つるミミエデンに水やってくるの忘れた!
9時まで帰れないのに。
しおれないでー。
(>人<;)