安全神話 | 瑠花オフィシャルブログ「SECRET GARDEN」Powered by Ameba

安全神話

明け方のブログは寝落ちで途中になり、失礼致しました。
ただ、言いたいことはほぼ書いております。

福島第一原発で二度目の水素爆発が起きましたね。
いくらたいした量の放射能ではないと言われても、信用できるでしょうか。
何年か後に身体に影響が出たり、これからが長い子供達に何らか起きたりしても、それがどの原因によるものか、証明できないでしょう。
補償が行われるのかもわかりません。
日本は唯一の被爆国でありながら、原子力発電の割合をどんどん増やしてきました。
地震大国で津波の危険があり、住民が多く住む場所に原発を作るなど、本来あってよいことだったのでしょうか?
原発に頼りすぎたために、今回のようなことになりました。
福島の方々は原発関連の仕事に就いている方も多く、家や家族と共に、仕事も失った方が多数いらっしゃいます。
原発の冷却のために大量の海水を入れたため、システム自体が塩分で破壊され、廃炉になる可能性が高いそうです。
そうなると、この電力不足は長期に渡るでしょう。

もちろん火力発電にも大きな問題があります。
二酸化炭素他、有害物質を放出しますので。
とは言え、そこで原発に移行するのはどうだったでしょう。
放射能の危険は日本人なら原爆で知っているはずです。
少量であれ、数年、数十年かけて身体にどういう影響があるのかは未知の部分もあり、自然のものとは、品種改良と遺伝子組み換えの危険の違いのように根本から違うものです。
生き物の細胞レベルで破壊、影響が起こるからです。

いわゆるクリーンエネルギー、水力や太陽、風力ではまだまだ不足するのは確かですが、やはりこうした自然に従った発電に力を入れていかねばならなかったと思います。

天災は自然の力であり、人間にはどうにもできません。
こうした時にどうあり方を見直すか、それも大事だと感じました。
結局起きてからでないと学べないのが人間の悲しいところですが、今それを言っていても仕方ないです。
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/13/world/asia/satellite-photos-japan-before-and-after-tsunami.html?hp
これを見るとあまりの悲惨さに言葉がありません。
復興のために、日本全体で協力し合わないとならないと思います。