皆さんこんばんは☆
眞白です♪

ちょっと今日は、暗いけど暖かい話をします。


この間の「ナイナイアンサー」を見た方はいらっしゃいますか?

ラモス瑠偉さんが、最愛の奥様が亡くた時の話をされていました。

奥様が突然ガンで倒れ、
余命1ヶ月だと宣告されました。
結果、10日という宣告よりも短い期間で亡くなってしまわれたそうです。

たった10日です。
心の準備など出来るわけがない。

あたり前があたり前でなくなってしまう。
そこにあった笑顔がなくなる。
頭の中でも、心の中でも、
理解するのにかなりの時間がかかってしまう。

私は今まで多くの死を見てきました。

交通事故で亡くなってしまった従兄弟。
急性白血病で、発病からたった3日で亡くなってしまった従兄弟。

葬儀の最中、毎度後悔をしています。
あの時、あんな事をしてもらったのに、私は恩を返せなかったな。…と。

ラモス瑠偉さんは、バイク事故にあった時に、
サッカーが出来ない悔しさ、
サッカープレイヤーなのに大事な足を怪我してしまった自分への怒り、
それらが募り自暴自棄になってしまいました。

しかし、当時恋人だった奥様が毎日お見舞いに通い、毎日お弁当を作り、
検診的に支えてくれたそうです。
時には…
「もう見舞いにはくるな!!」
と、当たり散らしたりした事も。
それでも奥様は、毎日毎日笑顔で看病をされ、ラモス瑠偉さんは思ったそうです。
「この人を絶対守ろう!」

そんな奥様を亡くして、ラモス瑠偉さんは言いました。
「再婚なんて考えない。考えられない。生まれ変わってもまた一緒にいたい。」

ラモス瑠偉さんは、奥様にガンだと教えず、子供にも伝えず、たった一人で余命宣告と戦い続けたそうです。
奥様が自身の入院時にしてくれたように、毎日お見舞いに出向き、笑顔で対応したそうです。

これから死んでしまう人を見送る時に、
「これで満足!自分はやりきった!」
そう自信を持って答えられる人っているのでしょうか?

こうしてあげたかった。
あーしてあげたかった。
きっとそう思うのでしょう。

悔いを残さない為に出来る事。
毎日毎日を大事にする事ではないでしょうか?

例えば、
お母さんがご飯を作ってくれた時、
「美味しそうだね。ありがとう。」
週1回言ったなら、月に約4回。
一年に約48回言う事になります。

本当に大切な事は、
空気のようになってしまう。

失ってからでは遅いのです。

明日からでもいいから、
大切な人を、大切にして生きたいと、
私は思っています。


眞白