さて、舌の根が乾かぬうちに怖い話を。
鉄は熱いうちに打てとか思い立ったら吉日とか言いますよね・・多分。
という事で、これは、まだ自分がV系バンドでベースをベンベン弾いてた頃のお話。
その日は、千葉県某所のライブハウスでライブがあり、朝からリハーサルに参加していました。
自分のバンドのリハーサルまで時間があったので、なんとなしに対バン(競演バンド)のリハを
客席から、眺めていた時の事。
どうも、向かって左手、ステージ上の上手(かみて)にあるベースアンプの横にモヤモヤした
煙のようなモノが漂っていました。最初は、スモークかな?とも思ったのですが
リハーサルは、あくまでも音のチェックがメインで、舞台装置を試すのは別に演者が居なくても
できるはずだし、ベースアンプの部分だけスモークが掛かっているのもおかしな話。
「あらら・・アレは、あれ(霊)か・・・やなモノ見つけちゃったなぁ。。」
と心の中でつぶやきながら、自分たちのリハーサルも迫っていたので楽屋へ戻りました。
一応さっきのリハーサルを一緒に見ていたメンバーにも
「さっきさ、ステージの上手になんか居なかった?」と聞いてみましたが
4人中3人は「なんも?」と見えてないご様子。ただ、同じく不思議なお友達が見える
メンバーは「居たね。もやもやしてたけど」と僕と同じものが見えていたようです。
ライブハウスやスタジオには、霊が出やすいなんて聞きますが
あながち間違ってないかもしれません。
夜になり、ライブも本番を向かえ自分たちの出番まで、客席から対バンのライブを
楽しんでいたのですが、やはり、上手がザワザワしています。
リハーサルの時は、スモークっぽいモヤモヤが揺れていただけだったのですが
本番ともなると、モヤに色が付いて赤っぽく見えます。
ステージの照明と言われれば、そうなのか?とも思えますが赤い部分と白い部分が
はっきり見え、やがてモヤは赤いワンピースのような形に変わり
上の方は黒く長い髪、顔や腕などは、白い透き通った肌へと変わり
もう完全に赤いワンピを来た女の人にしか見えなくなりました。
おまけに、そのサイズが異様で、女の人にしては身長が190cmオーバーな巨大な女。
頭なんか、吊り下げてる照明に付くんじゃないか?と思うくらい大きい。。。
その女幽霊は、うつむきがちに下を見て、身体はゆっくりユラユラと揺らめくように
左右に揺れ、アンプの影に入ったり出たりを繰り返しています。
すぐに、見えるメンバーに「ヤヴァイよ!ヤヴァイよ!あれもう完全に出てるよ!」と
必死に訴えかけましたが、彼は、ステージをじーっと静かに見つめたまま。
聞こえてないのかと思い「ねぇ!聞いてる?完全に揺らめいてるんですけど!!」と
問いかけると「しーっ!今、話してるから静かに」っと諌められました。
「おいおい、あんなスカッドミサイルみたいな奴と何話してんだよ」と突っ込んでみましたが
彼は、静かに話を聞いてる感じ。
しばらくすると、巨大赤ワンピは、すーっと薄くなっていき最後は見えなくなりました。
メンバーにさっきの何なの?と聞くと
「詳しくは分からないけど、近くの川へ飛び込んだ」と話してくれたそうです。
自殺なのか心中なのか分かりませんが、とりあえず
「川に飛び込んでなんでライブハウスでユラユラしてたんだ?」と聞くと
「音に吸い寄せられた」と答えたそうで、それ以降は何も答えてくれなかったそうです。
ライブ自体は順調に進み、自分たちの番になる頃・・・自分はベースで巨大赤ワンピの居た
ベースアンプの前で演奏する事に気付き、もう落ち着かねぇーのなんのって
大分ミスって、演奏の足を引っ張った事は言うまでもありません。
この話は、後に続く「ライブ打ち上げ」「都会の魔犬」に通じる部分があるので
続編をお待ちください。

鉄は熱いうちに打てとか思い立ったら吉日とか言いますよね・・多分。
という事で、これは、まだ自分がV系バンドでベースをベンベン弾いてた頃のお話。
その日は、千葉県某所のライブハウスでライブがあり、朝からリハーサルに参加していました。
自分のバンドのリハーサルまで時間があったので、なんとなしに対バン(競演バンド)のリハを
客席から、眺めていた時の事。
どうも、向かって左手、ステージ上の上手(かみて)にあるベースアンプの横にモヤモヤした
煙のようなモノが漂っていました。最初は、スモークかな?とも思ったのですが
リハーサルは、あくまでも音のチェックがメインで、舞台装置を試すのは別に演者が居なくても
できるはずだし、ベースアンプの部分だけスモークが掛かっているのもおかしな話。
「あらら・・アレは、あれ(霊)か・・・やなモノ見つけちゃったなぁ。。」
と心の中でつぶやきながら、自分たちのリハーサルも迫っていたので楽屋へ戻りました。
一応さっきのリハーサルを一緒に見ていたメンバーにも
「さっきさ、ステージの上手になんか居なかった?」と聞いてみましたが
4人中3人は「なんも?」と見えてないご様子。ただ、同じく不思議なお友達が見える
メンバーは「居たね。もやもやしてたけど」と僕と同じものが見えていたようです。
ライブハウスやスタジオには、霊が出やすいなんて聞きますが
あながち間違ってないかもしれません。
夜になり、ライブも本番を向かえ自分たちの出番まで、客席から対バンのライブを
楽しんでいたのですが、やはり、上手がザワザワしています。
リハーサルの時は、スモークっぽいモヤモヤが揺れていただけだったのですが
本番ともなると、モヤに色が付いて赤っぽく見えます。
ステージの照明と言われれば、そうなのか?とも思えますが赤い部分と白い部分が
はっきり見え、やがてモヤは赤いワンピースのような形に変わり
上の方は黒く長い髪、顔や腕などは、白い透き通った肌へと変わり
もう完全に赤いワンピを来た女の人にしか見えなくなりました。
おまけに、そのサイズが異様で、女の人にしては身長が190cmオーバーな巨大な女。
頭なんか、吊り下げてる照明に付くんじゃないか?と思うくらい大きい。。。
その女幽霊は、うつむきがちに下を見て、身体はゆっくりユラユラと揺らめくように
左右に揺れ、アンプの影に入ったり出たりを繰り返しています。
すぐに、見えるメンバーに「ヤヴァイよ!ヤヴァイよ!あれもう完全に出てるよ!」と
必死に訴えかけましたが、彼は、ステージをじーっと静かに見つめたまま。
聞こえてないのかと思い「ねぇ!聞いてる?完全に揺らめいてるんですけど!!」と
問いかけると「しーっ!今、話してるから静かに」っと諌められました。
「おいおい、あんなスカッドミサイルみたいな奴と何話してんだよ」と突っ込んでみましたが
彼は、静かに話を聞いてる感じ。
しばらくすると、巨大赤ワンピは、すーっと薄くなっていき最後は見えなくなりました。
メンバーにさっきの何なの?と聞くと
「詳しくは分からないけど、近くの川へ飛び込んだ」と話してくれたそうです。
自殺なのか心中なのか分かりませんが、とりあえず
「川に飛び込んでなんでライブハウスでユラユラしてたんだ?」と聞くと
「音に吸い寄せられた」と答えたそうで、それ以降は何も答えてくれなかったそうです。
ライブ自体は順調に進み、自分たちの番になる頃・・・自分はベースで巨大赤ワンピの居た
ベースアンプの前で演奏する事に気付き、もう落ち着かねぇーのなんのって
大分ミスって、演奏の足を引っ張った事は言うまでもありません。
この話は、後に続く「ライブ打ち上げ」「都会の魔犬」に通じる部分があるので
続編をお待ちください。
