君の名は。
レンタルで済ますつもりが、昨日先輩に色々話聞いちゃったので「君の名は。」観に土砂降りの雨の中、駐車場へ。
エルグランドさんの電気が点いてるし動いている。ジャストでダイポンが帰って来たみたい。何というタイミングなのか。僕らはいつも以心伝心過ぎる。ORANGE RANGE過ぎる。
土砂降りの雨の中「俺乗るからこっちまで出して」をジェスチャーでアピール。
ダイポン「どこ行くの?」
ボク「映画観に行くw」
ダイポン「何観るの?」
ボク「君の名は。」
ダイポン「あれ壮大なRADWIMPSだよっ!!」
という訳でその「壮大なRADWIMPS」とやらも検証しにユナイテッドシネマにてレイトショー。
チケット発券してアイス待ちが「としまえん流」(我流)である。入場が始まったらルーティンが如く龍が如く、ホットドッグセットを購入し入場。
本日はド真ん中一本勝負。孤独なソロプレイ。
続々と席が埋まった結果、ボクの右隣は孤独なソロ女性。しかもホットドッグセット持ち。お前は俺か。
そのまた右隣は孤独なソロおっさん。左隣は空席一つ挟んで孤独なソロおっさん。お前らも俺か。
周辺みても孤独なソロおっさん祭り。ボク含め孤独なソロおっさん達のひしめき合い会場はこちらです的な「君の名は。」大上映会。
最高かよ。
日本は平和だ。
そんな事を考えながらニヤニヤしていたら始まった。そして、終わった。
以下感想ですので読むなら自己責任でお願い致します。
想像していたのと全然違う映画だった。
まさかの入れ替わり系。まさかの隕石降って来る系。まさかのタイムリープ系。まさかのパラレルワールド系。バリバリのファンタジーでバリバリのミステリー。
ボクの大好物が密集してますけど的な。一般層のムーブメント起きてるから超絶感動系で涙の推しパネェ系かと勝手に思っていた。
先輩は音楽に関して「BUMP OF CHICKENかと思ってたら違った」と仰ってたのですが、ボクはRADWIMPSは超昔ちょっと聴いたことあるくらいで、「RADWIMPSって変拍子祭りで変態的じゃなかったかな」と、うろ覚え的なイメージだったので、話だけだとBUMP OF CHICKENがピンと来てなかったのですが、「BUMP OF CHICKEN 確かに」と思いました。
まぁこういうのは曲調や空気感、雰囲気でしかないので、洋楽でよくある「リンキンパークだと思ったら違った」と一緒ですね。カッコ良くて映画とマッチしていればそれで良い。
RADWIMPS超良い曲の連発でした。そして事前情報で聞いていた通り、歌詞とメロディーとストーリーが合致していて、より臨場感を煽られとても良かった。
まぁそれ以前にボクの大好物が詰まっているから面白いに決まっているんですけどね。
ラストは「やっぱラストは新海アニメ展開だなぁ」なんて思いながら観てたら最後の最後、裏切られたかも。でも「君の名は。」ってそういうことか、と思えたので良かったです。
「君の名は。」を一言で表すなら、ダイポンが言ってた通り「壮大なRADWIMPS」。アニメ映画というコンテンツを使った「壮大なRADWIMPS」。これに尽きる。流石は我が家のベーシストでございます。感性が素晴らしいです。
新海さんのファンより間違いなくRADWIMPSのファンの方が増えると思う。壮大なプロモーションまである。
といった感じでしょうか。凄く面白かったです。
で、実際どうなんだと、ここまで読んで思っているかもな貴方の為に。あくまでボクの感性でしかありませんが、「次は何の映画を観ますか?」と問われたら。
ボクは迷わずシンゴジラを観る。ヨンゴジラになる。
「君の名は。」は要素が沢山あるので映画じゃなくて、ノイタミナ枠12話TVアニメとかで、もっと細かく深く観たい内容ですね。2時間じゃ足りない。もっと観たい。
シンゴジラは2時間映画として無敵だ。
帰り道、車中、テレビを観ながら帰っていたらハマの番長三浦大輔選手の引退記者会見ニュース。
気付いたらズタボロに泣きながら運転していた。
ボクは野球が大好きだ。