虚空の果てに | LAYZis Satoruオフィシャルブログ「想音創夢」Powered by Ameba

虚空の果てに



個人的に全く作曲をしていなかった
長い期間があった。


ギターに触れる時間も
かなり短くなってしまった時期


全然触れない時期もあった。


それも結構長い期間。


隼ちゃんも同じようか。


ただ僕よりきっと隼ちゃんのが
全然しんどかったと思う。


別に話した訳じゃないけど。笑


僕の場合は逃げていたと言えば逃げで


触れないようにしようとしてたと言えば


触れないようにしてたのだろう。


いわゆるアレって要するに


挫折


だったんだろうなぁ。


届けたい時に
届けたい人がもう此の世にいないのかと


ひた、途方にくれるだけ


人数の問題ではない。


だが時が解決するとは


まさにこの事、


忘れる訳は絶対に無いが


当時前向きになるようにと書いた歌詞が

実際に空を切って
宙に舞う事や瞬間があるんだと、


虚しさだけ残る事もあるんだと。


だが、僕らが失った時間は


今まで以上に密に生きる事で


すぐ取り返せる。


そう、生きている限りは。


自分達が描いた歌詞が
後を追ってまさか

自分に喝を入れる事になるとは
思いもしないだろう。


やがてまた解る時が来る


迷った時に道標になるように
随分と失ってしまった空白を取り戻すように


密に生きる事としよう。


こうやって話せるようになるまで
随分時間がかかってしまった


でもそれはきっととても
大事な事。


これが出来るようになってからが

またスタート。


この身が朽ち果てる日まで


虚空の果てに。