パンが作れる元保険マネージャー木村広幸の気づきブログ

パンが作れる元保険マネージャー木村広幸の気づきブログ

ファイナンシャルプランナー木村広幸です。

営業業務を経て2015年3月〜2025年年末までマネージャーとして活動をさせていただきました。現在は1個人、FPとしての活動をしています。

お金の専門家ファイナンシャルプランナーとして、日々の活動などを綴っていきます。



前回は外資系の台頭から代理店の登場、他業界参入まで保険業界の18年を振り返りました。

今回は、これまでの変化をさらに大きく動かす可能性がある、AIの登場についてお話しします。


④ 厳しくなる競争にAI情報の参入


ChatGPTやGemini、Claudeなどをはじめとした生成AI(大規模言語モデル)は、現役世代以下の方であれば多くの方が一度は触ったことがあるのではないでしょうか。


気軽に質問を投げかけると、世界中のネット上にある知見の中からそれらしい答えをすぐに返してくれる便利なツールです。


保険業界の人間もAIを調べ物に使いますが、お客様もAIを使って事前・事後に情報収集をするようになってきました。

これはいわゆる「情報の非対称性」という構造に影響を与えています。

受け手と出し手の情報の差があるほど、専門家としての価値が出やすかった時代が変わりつつあります。税務や法律の専門家も似た構造で、保険業もその例外ではありません。


正直言って、新人の保険営業マンがAIより詳しいという状況を作り出すことは、もはや難しくなっていると思います。新人保険営業マンが座学で学ぶこと、そして体験とともに学んでいきますが、その一方でお客様自身が保険を検討する時にAIを活用するという新たな常識が出来上がろうとしています。


ただし、AIにも知っておくべき特性があります。


AIがどのようなロジックで答えを返しているのか、実は多くの人は知りません。



AIは「知名度や規模のある企業」や「実績が多い会社」や「コストが安いもの」を正解として返す傾向があります。あと、質問を入力する人が自分に合った条件を細かく設定するほど精度は上がりますが、そこまでできている人はまだ少数です。つまりざっくりとした浅い質問には浅い回答が、深く細かな条件や背景を入れるほど回答の精度は上がります。


私としては、どこからアクセスするのが正解とは申し上げません。


ただ、私が18年いる業界でもこれだけの変化が起きています。そして業界にいる人の中にも、これらの変化を知らないまま仕事をしている人が、実はたくさんいます。


少しでも皆さんの教養としてお役に立てれば嬉しいですニコニコ