今日は、15年前に、私が初めて、英語ゼロの状態で留学したときのことをお話します。
英文科学科にも関わらず、ネイティブスピーカーの先生との英語のやりとりが嫌いで、授業中当てられても常に無言の私。
そんな私を見かねて、"1ヶ月ニュージーランドに行ってきなさい。"と、留学の後押ししたのは母でした。
私はわけもわからず、あっというまに時間だけが過ぎ、フライト当日。
両親と別れ、手荷物検査を通ったあと、やっと実感がわいてきた。
もう戻れない。。。
12時間ほどで、ニュージーランド到着✈️
来てしまった。。。
現地のガイドに連れられて、ある学校のオフィスに到着。
そこに、クーパーファミリーが迎えに来た。
とても人の良さそうな人達で、人生初めてのバグ✨
家に着くと、もう1人知らない人が。。。
(写真の一番左。)
ここから、私の英語力の無さで事件は起こる。。
彼はオマーン🇴🇲出身のもう1人の交換留学生。
しかし、当時の私は英語どころか、交換留学生が2人というシチュエーションが理解できず、勝手に"近所のお兄さんが遊びに来ているんだ"と解釈。

しかし、、、

何時間経っても帰らない。
"そんなに仲の良いご近所さんなのか?
あなたは誰っ?って聞こうかな?いや、失礼か。"

しかし、次の朝になってもいる。

"なんで泊まってんの?"

色々なことが頭をよぎり、よし、"今日こそホストママに聞くぞ!"と決意。

"ママ、あの人は誰?"
"ザックのこと?あー、彼はあなたと一緒、交換留学生で、パイロットになるために勉強してるのよ"

そのとき私は、"こんなことを理解するのに、こんなに時間がかかるなんて"と、全く勉強しずにニュージーランドに来てしまったことに後悔。

しかし、その日をきっかけに、私の英語に対するモチベーションがグーンっと上がった✨

まず、ホストファミリーといつでも会話できるように、まず自分の部屋のドアはいつも、寝るとき以外は開けっ放しに。(ザックの部屋は常に閉まってる)

学校のこと、ニュージーランドのこと、日本のことなどとりあえず、たくさん話そうとした。

オマーン出身のザックは、家族以外の女性とあまり会話をした経験がなく、すごく恥ずかしがりや。会話をしてくれるまでに、ものすごい時間を費やしたが、一緒にピザを食べてくれる仲に。
そのとき、彼の宗教は、豚肉を食べれないことなどを知る。

無口なホストパパに、"部屋に居る4匹クモを取ってください"と、身ぶり手振りで説明する。
その時に、日本のおいで~の手振りが、こちらでは、バイバイに見えることに気付く。

そんなこんなで、あっという間に1ヵ月が経ち、お別れの日。

泣かないと決めていたのに、涙が止まらない。

たった、1ヵ月だったのに、一番、家族よりも愛情を感じた期間だった。なんだろう。。
今までにない、なんだか溢れてくる思い。。 
うまく説明できないけれど、とても清々しく、自分が今スタートラインに立った感じがした。

この経験をきっかけに、19歳だった私は、必ず英語を勉強をして、いつかニュージーランドに戻るんだ。と、決意!

当時付き合っていた彼に別れを告げ、洋楽、海外ドラマにはまっていくのである。


続きはまた。。。