おはようございます。
お天気は曇り☁
今にも雨が降りそうです。
ショーペンハウエルは「主観的なもの」と「客観的なもの」について、こんなふうに言ってます。
「…主観的なもの―つまりたとえば、自己意識とか表象とか主観とか意志とか―であるか、それとも客観的なもの―つまり他物についての意識において現れてくるもの、たとえば、実在世界とか外界の事物とか自然とか物質とか原子とか、あるいは神とか、さらに実体とか絶対者とかその他何だとかのように単に勝手に案出された概念とか―であろう。」
(シヨーペンハウル著 細谷貞雄訳『知性について』岩波文庫P.59)
以前、読んだときにはサラっと読み過ごしていましたが、今読み返して驚きの箇所でした。
ショーペンハウエルは
「客観的のもの」について
「他物についての意識において現れてくるもの」としています。
客観的なものを目に見えて手にとって確かめられるものとはしていないんです!!
「主観的なもの」も「客観的なもの」も、ともにひとの意識にたち現れるものと捉えていたんです。
すると「事実」という言葉もそれぞれのひとの意識にたち現れるものとなる。
…
「事実」って言葉も怪しくなってきました。
![無気力](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/624.png)
自分の中で芽が出たって感じです。
「主観的」とか「客観的」とか難しい言葉の違和感がふっと消えたって感じです。
読んでくださいましてありがとうございました。😊
みなさん、体調を崩しませぬように!
今日がいい日でありますように…。