「ケインとアベル(上)」 ジェフリー・アーチャー
家の本棚でたまたま見つけたジェフリー・アーチャーの「ロシア皇帝の密約」がとても面白かったため、彼の作品をもっと読んでみたくなり、名作である「ケインとアベル」の上巻を読んでみました!「ロシア皇帝の密約」スリリングで面白いです!J・アーチャーの作品を読むのはこれが初めてだったので、この本面白いのかな?と始めの数十ページで何度か読むのをやめそうになりました笑ところが、もう少し読み進めていくともうとまらない!そしてあっという間に読み終わりました!個人的にはとてもおすすめです!そして「ケインとアベル(上)」の感想ですが、男性からした女性を見る目というのが、こんな風なんだ、面白いと思いました笑以下は、「ケインとアベル」の一節です。 プラットフォームに立って待つ彼女の体に、微風になびく黒いドレスが密着し、ウィリアム以外のすべての男が振りかえって見ずにはいられない横顔をきわだたせた。ジェフリー・アーチャー 『ケインとアベル』 (新潮文庫、1981年)くすっと笑ってしまうような描写ですが、そこがまたいいですね!すっと伸びた鼻に長いまつげ、彫の深い顔なんだろうなぁと勝手に人物像を思い描いてしまいました(*ノωノ)そしてこの作品は、人間の醜さや戦争により人間をもはや人間とはみなしていない酷い扱い、理性を失った行動など過激な描写が幾つかありました。ヴワデクがロシア軍に拘束され、イルクーツクから収容所までの過酷な旅を強いられる部分を読んでいる時、BBCのドラマ「戦争と平和」のあるシーンがふと目に浮かびました。それは、フランス軍の捕虜となったピエールが軍に連れられ、モスクワから撤退するシーンです。捕虜になった人々の手足は寒さのため凍傷になり、寒さと空腹に耐えられなくなった者が次々と死んでいく、、あぁ、捕虜になるとはこういうことなのか、恐ろしい。と結構私の心にぐさりときました。戦争によって今までの幸せな暮らしを奪われ、生きる希望を失った方々が沢山いたと思うと胸が痛みますね、、、また、当時のアメリカの移民の受け入れ政策や20世紀前半のアメリカの歴史について、もっと知りたいと思いました!まだ下巻を読んないので、作品を語るのもなんですが、上巻だけでもかなり印象深かったです。もうすぐ春休みに入るので、たくさん本を読もうと思っています!!そして「ケインとアベル」の下巻を読むのが楽しみです(^_^)