キース・エマーソンが亡くなった | 奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

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先日、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのキース・エマーソンが亡くなった。

銃で頭を撃ち抜いたらしい、と第一報。
自殺として捜査していると。

少し経って、こんな記事も出た。


NME JAPAN キース・エマーソンの恋人が語る

このところ病死や老衰の訃報が続く。
その度に悲しい気持ちになるけれど、CDを引っ張り出して、改めてその人が生んでくれた音楽の大きさを実感する。
これが無かったら、あのバンドもあのバンドもいなかったかもしれない。
バンドが誕生していても、別の形になっていたかもしれないって。
先に亡くなっていく音楽家には「発明家」がたくさんいる。

キース・エマーソンの死の知らせは、病死の訃報とは少し違う気持ちになった。
さっきの記事を読んだらなおさら。


もちろん私はリアルタイムの世代ではないから、あれこれ言ったって、なかなか伝わりそうにない。
なので、この件に関してはプログレッシヴ・ロックといえばこの方、
高嶋政宏さんの追悼文を読んでいただきたいと思う。
お気持ちがすごく伝わってきたので、使用させていただきました。高嶋さん、Yahooさんすみません。


若いリスナーの方には、自分の好きな音楽とは関係のない出来事に思えるかもしれない。
(きっとまだ、私もその”若い人”の中に入る。若い、はこの件に関してだけね。)

でも元を辿れば、家系図のように線で繋がっている可能性がある。それも、日本も海外も関係なく。
先駆者を知ることは、自分の好きなミュージシャンについても深く知ることだ。
私がわざわざ言うことでもないけれど、知るタイミングがあったら是非聴いて、見て、調べてみてほしい。
(まだまだ私も勉強不足なのに、身の程知らず発言すいません・・・)

ミュージシャンの方が訃報に対してコメントしていたら、それは間違いなく繋がっているから。


最近だと、ザ・ビートルズのプロデューサー ジョージ・マーティンのこともあった。

彼の仕事についてはいくつか映像作品があるので、それを入り口にすると入りやすいかもしれない。


一番最近の映画 
プロデューサー ジョージ・マーティン ~ビートルズを完成させた男~ の情報を貼っておきます。

あと、ジョージ・マーティンが彼の息子さんと近年手がけていたTVシリーズのトレイラーが公開されたみたい。
トレイラーはこちらから

レコーディング技術の進化についてのシリーズで、150人ものミュージシャン、プロデューサーのインタビューが収録されているそう。
どうやら、今オースティンでやっているSXSW(サウスバイサウスウエスト)で詳細が発表されているようなので、公開情報などの続報を待ちたいと思います。そもそも日本で観られるのかしら?



年齢のことを考えると、不謹慎ながらこれからこういう訃報が続いていくんだろうと思う。
悲しい気持ちになるけれど、
「雲の上は賑やかそうだな」
「あの人とあの人がいたら、今ごろ向こうはコンサートで盛り上がっているかもしれないな」
と想像すると、空の上も悪くないかもしれないなんて、少しだけ過ったりする。ほんの少しだけ。
自分が歳を取った時には、そこにもっと身近な人が加わってくるのかもしれない。
会いたい人が空の上にもいることは悪いことじゃない。ネガティブなことだけじゃないはず、と思うことにしよう。


さて、すっかり湿ってしまいました。次は女子会のことを書こうと思います。