女性アーティストウォッチャー①Kate Nash | 奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

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さてさて皆さま、テーマの欄に新しく「女性アーティストウォッチャー」なるものを追加しました!よ!よ!よ!

ラジオを聴いている方にはお馴染みかしら?
私はね、とにかく女性アーティストが大好物。

ミュージシャンでも詩人でも美術家でもアイドルでも、クリエイティブな分野で活躍する女性ってたくさんます。
もちろん男女関係なく、興味深い!面白い!と思うアーティストはいますが、(もちろん男性アーティストも敬愛する人はたくさんいますよ)中でも私は同じ女性という立場で、みんながぶっ飛ぶようなことをしていたり、信念を持って頑張っている人に強く惹かれる傾向にありまして、ええ、ええ。
そんな女性達を私なりの目線で解析、分析、はたまた私の嫉妬の対象になっている事柄など・・今後コラム的にご紹介出来たらなっと思っとる次第です。

ウォッチャーとしてはですよ、吐き出し口がほしいわけで。
ラジオで紹介しきれなかった方達を(多分たまに被るけど)ここであーだこーだ言ってしまおうというね。
どうぞ、楽しくおつきあい下さいまし!


さあ、一回目はロンドンのシンガーソングライター Kate Nash(ケイト・ナッシュ)です。

まずはざっとプロフィール。


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ロンドン北西部ハーロウ出身。
Myspaceで火がついて、07年に『メイド・オブ・ブリックス』というアルバムでデビュー。
それが全英チャート1位、しかもプラチナム・アルバムを取ってます。
2作目は2010年『マイ・ベスト・フレンド・イズ・ユー』正直1作目ほどではないものの、これで固定ファンをがっちり掴みました。
2008年にはフジロックにも来ていました。(私はここで初めて彼女を観てました!)
基本的にサウンドはポップ、往年のガールズポップグループのような傾向もありつつ、何と言ってもリリックが魅力的。
現在のアーティスト写真でも分かるように可愛いです、そしてお洒落です。
他の写真も見てみると、自分のスタイルというか流行を追うタイプのお洒落さんではない、信念の強さを感じさせます。(個人的な見解)

レトロさも感じさせるポップサウンドも好みなんですが(あと程よいインディー感も)
特にこの娘っこの面白いなーという部分はですね、歌詞の持つ鋭さなんですよ。

こんなに可愛い子がこんなこと言っちゃうんだ!?と思わせる赤裸裸さ。
じゃあただ赤裸裸ならいいのかって、そう言う事じゃないんだよなー。
テイラー・スウィフトの赤裸裸とも、リリー・アレンのそれとも違う、もっと日常的で良い意味でありきたりで、でもそれこそが、普通の生活を送る妙齢女子の考えることよね、と笑いながら思わず共感する歌詞なのです。

Foundationsという曲では、不満だらけの彼に別れを切り出したいけどなかなか言い出せない女の子の気持ちを歌っていますが、表現がなかなか秀逸。
「別れを告げると彼は気分を悪くして、私のランニングシューズに吐いてしまった。それ、昨日買ったばかりなのに」なんてちょっとリアルというか、そんなん人に言わなくても・・みたいな表現が多々出てきます。
そうなんだよな、、私この人のこと本当に好きなのかしら?って気持ちが揺れている時って、目の前で吐いてる彼にも優しくなれないんだよな・・すいません、経験はありません。

そう、彼女は日々に転がる物事の中から笑いも混ぜつつ悲しさや、嫉妬や、孤独や喜びを歌うのが得意。
まるで、緻密に書かれた日記を読んでいるみたいな気持ちになります。

最近だとアラサーちゃんという漫画を読んでいる時と似た気持ちになったかな。あるあるー!みたいなね。
決してセレブな匂いがしない所も魅力。勝手にお友達のような気がしてきます。
一度、茶をしばきたい!しばかせてくれ!ただし、通訳さん込みで!


という訳で、彼女の3rdアルバムが24日にリリースされています。
今Hostessさんのサイトで全曲試聴ができますので、是非に。

Kate Nash 試聴ページ

このアルバムは私もまだ歌詞を読みながら聴けてないので(おーい!)これからニヤニヤしながら楽しもうと思います。



そして、今日の3時からはDIG THE ROCKS!
なんと番組の特集も、女性カリスマロックアーティスト特集という!
なんて日だ!!←まねっこすいません。
Yeah Yeah YeahsとParamoreちゃんのニューアルバムの特集でございます。
よろしゅうに!


これからも洋楽邦楽問わずで女性アーティストを勝手に紹介していきますねん。
お楽しみにん!