遅ればせながら、フジロック二日目 | 奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

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フジロックレポート、だいぶ経っちゃいましたが更新しますねー!


二日目は雨の音で目が覚めました。
ホテルの部屋から窓の外を見ると、夢じゃなかった。あ~あ。
良くなるどころか、昨日より土砂降り!

テレビをつけると新潟県にも警報が発令され、高速道路は通行止めになっていた。
どうなる?フジロック二日目!
この時の私は雨の心配ばかりで、夕方に起きるある事件を知る由も無かった。


この日のスターターはレッドマーキーのWU LYF
マンチェスターの若手バンド。

その謎だらけのバンドの正体を観たのだ!
いびつでジャンクな雰囲気。
整った顔立ちとは裏腹の、どこか小生意気そうな立ち振る舞い。

ボーカルのがなったような掠れた声と、ダイナミックなドラム、そこに重なる高音のギターリフや懐かしいキーボードの音が何ともキャッチー。

クラスの隅っこで不良にはなれず、くすぶっている男子を思い出した。
voエレリーくんのあの声は本物なのだろうか?だとしたら宝物だ。
思いの外、聴き心地が良くて、サウンドも好きな感じだったので、この後ホワイトにも行きたかったのに長居しちゃった。
でも後悔はない!面白いバンドでした。これからどうなるのか、楽しみだ。


続いては、こちらも楽しみにしていたフューネラルパーティー!

着いた時はもう最後の方。
ラスト3曲くらい。
私の観た後半は落ち着いた曲が続いてました。
先に観ていた友人達によると、前半が飛ばしていて盛り上がっていたらしい。
ただね、ちょっと気になるのはドラムがもたつく点。
頑張れ!楽曲も、アルバムの音もかっこいいんだから!勿体ないです。
次に期待。


そして、正直予定には入れていなかったんだけど、ヘヴンまで歩き、あらかじめ決められた恋人たちへを観賞。
フィールド オブ ヘヴンの美味しいご飯を食べながら。

photo:01



こちらはビッグなカンパーニュ。
ハチミツとバターが塗ってあって、美味!
友人たちは野菜たっぷりのカレーや、ミネストローネを飲んでいたり。
私は他にもガスパチョも頂いたよ!
いちいち美味しい。
私的!ご飯が美味しいランキング!をスポット別にランキングするとしたら、ヘヴンは堂々の一位!です。
ナチュラルで、お野菜も新鮮だし、美味しい。ベジタリアンも大丈夫。そんなラインナップです。

さて、あら恋ですが低音の効いたベースにすっかり身体を動かされ、手に持った飲み物が零れるのであった。楽しかったー!
聴けて良かった。今日は新たな収穫がスタートから立て続けにありました。
フェスってそれも醍醐味だよね~


終わる頃にホワイトステージにバック!パトリック・スタンプに間に合いました。
foll out boyのパトリック・スタンプのソロですが、
私が観た時はちょうど、ピアノ弾き語りだったのでバンドとまた全然違うイメージに。しっとりしていたなぁ。


次はレッドマーキーに歩いて、ベストコースト!

べサニーの透明感のある声とフワフワしたメロディを、ベースがしっかり支えて、気持ちいいバランス。
女の子頑張ってるな~。ドラムのサポートの女の子、と言うよりちょっとメンバーより年上の女性もパワフルだった。
雨も降っていないのに、レッドマーキーはスムーズに進めないくらいの人人。熱気がすごかった。
来日は初めてと言っていたべサニー。(震災の影響で公演が中止になっていたんだよね。)
初めてで、これだけのお客さんを集められたら立派です。
ボーイフレンドは何度聴いても可愛い。
新曲も聞かせてくれた。緩やかなメロディにコーラスのハーモニーが美しく、甘さも含む爽やかな曲だった。

一曲だけハナレグミを聴き(音タイムだった!幸せな気持ちに!)
さぁ!この後はついに!楽しみにしていた星野源さん!
アバロンステージに向かいます~!
友達に連れられて、なんと前からニ列目で聴くことに。
小さいステージのニ列目というのは本当に目の前なので、何故か緊張して直視出来ませんでしたが(笑)
セットリスト、メモ出来たので書いておきます。(もう他でも公開されていると思いますが!)

歌を歌う時は
こども
キッチン
ばらばら
茶碗
湯気
くせの歌
老夫婦
ブランコ
くだらないの中に
(合ってる?)

ギターの手元を見たくてというのもあるし、マイクから漏れた生声を聴きたくて、近くで見てました。
残念ながら譜面台があった関係で手元は見えなくなってしまったんだけど、その代わりというか、他の考え事はしないで純粋に歌を楽しめたので大満足。
老夫婦、では泣きそうに。
くだらないの中に、も危なかったー!やっぱり詞がいいなぁ。ただの綺麗事じゃなくて、ただのネガティブじゃなくて、目の前にあることを並べていくと、君といる日常になるんだよ。
聴こえてくるように君との未来を想像すると、愛おしくて涙が出ちゃう。
なーんてね。
photo:03


友人は初めて聴いて、湯気Tシャツ買ってました。
音源も聴いたことがなかったのに、一瞬で虜に(笑)

2ndアルバム、楽しみにしています。


余韻に浸りつつ、源さんの曲を歌いながら山道をまたアップダウンしグリーンステージへ戻り、これまたお目当てだったBATTLES!

素晴らしい!これぞ職人芸!
たくさん並んだギターエフェクター、鍵盤を上にして斜めに置かれたキーボード、かなり高くセットされたシンバル。
それを見ただけで、なにが始まるのかとワクワクさせられる。
ボーカルの タイヨンダイは脱退したけれど、バックにLEDのモニターで録音時のゲストボーカルの歌っている姿を映し出すことでカバー。
片時も目が離せないステージでした。アイスクリームで大盛り上がり。
あの音、どうやって出してるんだ?
そんな瞬間が多かったので、次の来日公演には是非行きたい。もっと間近で見たいのです。


ここで18時過ぎくらい。夜に備えて、ご飯を食べなければ!苗場食堂に向かいます。

と!ここで!
嬉しい事件が起きたのでした。

友人たちと待ち合わせをしていて、キョロキョロしていた私の目に飛び込んできたのは..なんと!
じゃーん
photo:02



わーわー!THE MUSIC御一行様!
ご飯買ってました(笑)
彼ら、フジロックが好きで本当にブラブラしているんです。
それはもちろん知っていたし、どこかで会わないかしら?最後のフジロックだし..と思っていたので、会った時は「やっぱりね!」という具合で予想通りだったのですが、そりゃ嬉しいよね(笑)ファンなので。

この写真を撮る前にすこしお話したのですが、以前一度インタビューをしたことを覚えていてくれて、先日の単独公演の時に私が座っていた席が見えていたらしい(ロブさん、目良過ぎです)
「ニ階席にいたよね!」と言われてビックリしました。

ああーこれはもう事件だわ!
そして、私がピースなんてしてるのも事件(と言うかテンションがおかしかった)だし、アウトドア女子丸出しの椅子とか完全に手が塞がっているのも、今考えたら動転し過ぎよね(笑)

少しだけ、ここだけですから、ミーハー御許しくださいっ


御一行とお別れしたあと、無事友達とも会えたのでピザを買いに。
photo:04


興奮していたので、このピザの味をあまり覚えていない...けど、美味しい美味しい言いながら食べていた記憶?心臓ばくばくが止まらなかったのよ。
photo:05


三人で二枚、ペロリと食べちゃいました。
私たちの後には、MUSIC君たちも並んでいた(笑)
ちゃんと並んでいるから面白いよねー。

最後までギターのアダムだけは顔を出しませんでしたが、解散してしまうバンドの仲良しぶりが見られて私はちょっと安心。

さてさて!フジロック二日目~!夜がやってきましたよっ
小南泰葉さんやトッド・ラングレンなど観たいのが被ってますー 泣
ここからはちょっと単独行動。

ヘブンでトッドラングレンを観た後に、友人ハジメタル君が小南泰葉さんのサポートでキーボードを弾いているということで、アバロンステージへ。

陽がくれて照明が更に素敵なアバロンステージ。
ステージが終わった直後のハジメタル君にも会えた!
そして、翌日は私もハジメタル君も単独行動だということで、一緒にフジロックを巡ろうという流れに。
そんな約束をして、お疲れハジメタルは撤収していきました。
このハジメタル君が翌日、大変な事になってしまうので三日目日記に書きまっせ!


その後はASIAN DUB FOUNDATION
早めにスタンバイです。
昨晩CSSを観たのと同じくらいの位置。上手前方に友人たちと張り切って待つ。
前方にいたからか、思っていたよりもプリトパルのパーカッション(というよりあれはジャンベに近いのかな)が甲高く響く。脳に残る音だった。
MCも含め、本当に素晴らしかったー!

単独公演が見られなかった私、最後までしっかり観ました。期待値を越えるステージだったので本当にあっという間で名残惜しかった。
観ていた人もそんな気持ちはひとつだったようで、ホワイトステージ、トリではないのにアンコールが起こる。
あまりに当たり前に起きたので、「あれ?最後だったかな?」と思ってしまった。
アンコールに応えてくれた彼ら。
ADF最高!フジロックの常連さんですし、また次も観ようと思います。


さてさて、facesを観にグリーンに戻り、そこからまたホワイトステージに歩き最後はインキュバス。
この日も本当によく歩いた!
ブランドンの美声に癒されつつ、寒くなってきたのでところ天国でポトフをハフハフ。これがまた美味しかったんだな。
ニューアルバムの楽曲も森に響いて良い感じ。フジロックのために作ったんじゃないかと思うほど、環境にマッチしていた。
こちらも注目度が高くて、だいぶ人が集まってました。今年はホワイトが豊作。

しかし、ブランドンのあの金太郎チックなお洋服はなんだったのだろう(笑)気になる方は、現在出ている音専誌のフジロック特集などでチェックしてみてくださーい!


あ!忘れていた!これで最後じゃなかったんだ。
ラストはレッドマーキーで80kidzを観て帰りましたよー
もうヘトヘトで記憶が曖昧です(笑)
フジロックはほかのフェスに比べて一日が長いですからね。

さあ!次は最終日!
友人たちは二日で帰るので、朝にはお別れです。

雨も上がり、いい夜でした。