続く後発医薬品会社の不正行為と行政処分 






後発医薬品会社の製剤を選択しない意義
と現状のお話。





小林加工の場合、水虫の真菌症 (白癬菌
の製剤に睡眠導入剤の成分を混入させて
240人以上に健康被害を起こし行政処分
されました。
なかには、車の運転中に居眠りで事故を
起こしたり患者に被害を与えました。






日医工については、品質試験で不適合の
製剤を再加工して製剤を生産したとして
承認されていない手法で生産したとして
行政処分を受けました。






安くて先発医薬品と成分は   同じ     だから
と医師は処方しますが、製薬会社の内部事情
を知る者なら、ありえないことをしてるのが
後発医薬品会社です。
確かに、主成分は同じなのでしょうが副剤
はなにが入っているのか分かったものでは
ありません。


不正行為を平気で行うのが、後発医薬品会社
です。
これも健康保険料を削減させたいと苦肉の策
で厚労省が簡単に認可してしまうという欠陥
があります。







先発医薬品と後発医薬品は決して    同じ
ではありません。
別物です。






こうした後発医薬品会社の不正行為による
行政処分で生産が停止、業務停止命令に
より生産が止まった分、市場は薬不足に
なっています。
まあ、同じような名前の後発医薬品が
溢れている分、調剤薬局の薬剤師の仕事も
煩雑になっているのも事実。
でも、薬剤師でさえ、製剤がどのように
生産されているのかまでは知識があり
ません。
主成分が同じだからということで簡単に
後発医薬品を安価だからと勧めます。
これが悪循環の根源です。


すべては、医師と薬剤師の無知、後発医薬品
会社の杜撰さを浮き彫りにした事象なん
です。





いくら特許切れだからといっても、先発医薬品
会社は何年もの年月をかけて創薬研究を
して製剤を量産化させており、そこには
独自の創薬技術が込められていますから
簡単に模倣などできるわけがありません。