普段寝付きが悪く,睡眠が浅い。
それが反動となり休日に必要以上に睡眠を取っている様に見える。
 
しかしそれが私の精神的な状態を反映した
潜在的な脳の意思であるのならば。
 
私にとってこの世界は一体なんの意味があるのだろう。
 
 
# この自問自体が既にその再帰的な回答となっているのであろう。
# 世界とは脳の知覚が生み出した幻想に過ぎないであろう。
 
 
 
【22歳 3月9日のキミへ】
世界と言った時、それは一体何を意味するのだろう。
 
認識の上に成り立つ観念的な世界を指すのか、それとも自分自身の存在がなくなろうとも実際的に実在し続ける世界を指すのか?
そして、ここで言う再帰性…問いを立てた瞬間に認識の上に立ち上がる問題の性質は、自我の連続性に関わる問題にもよく似ている。
明白であった事実に疑義を差し挟んだ瞬間から、世界の見え方は変わり、それは決して元には戻らない。
 
 
でも、ここでは敢えて…
「どちらでも構わない」と言っておこうか?
 
ボクが眠っていようとも、キミの生きる世界は確かにそこにある。
そして、キミが眠っていようとも、ボクの世界に間違いなくキミは存在する。
例え幻想に過ぎないとしても、終わり行く世界の中で身を寄せ合う事ができるなら、一体誰がこの世界を分断できると言えるのだろうか。
 
だから、いつでも笑顔を見せていてね?
ボクはそんなキミの寝顔に、おやすみのキスをするから!
 
 
#もし、自身が世界に与える再帰的影響に明確な手応えを感じる事ができたなら、この世界を自然に受け入れる事ができるのだろうか。
#あたかも鏡に映る自身の姿に疑問を感じぬように。