「待って!どこ行くの!?
ねぇ、待ってったら!」
「…もう決めたんや。俺、闘うよ。
闘って、この世界を変えたるよ。」
「な…なに、それ?何言ってんの?ねぇ…
ねぇ、待ってってば!? 」
New Year's Party at Sunrise [Dear Old Place - 9TRRiGER]
The 4th Day -before daybreak
暁の…光?
いや、月が見える…雪の輝きか?
何か聞こえる…雪を踏む音?
幻…か。
そうや、あの頃は真っ白い着物を着てはったな。
えらい細い足で、白装束みたいやって言ったら、頬膨らませて。
こんな日やった…
雪と月の光を受けて青白く浮かび上がる姿…ほんま綺麗やった。
下卑た笑いを見た時、直感的に悪い予感が襲った。
身の毛がよだつってのはこういう感覚を言うんやなって、忘れた事は一度もあらへん。
この世界に絶望した。
でも、一番腹立ったんは、ただ立ち尽くすしかなかった自分の無力さやった。
コイツや。コイツがきっと悪なんや。
ボクが…絶対にボクがコイツを…
護りたいもんがあった。
どうしても取り戻したいもんがあった。
ボクの全てを賭けてええ。そう思った。
でも…あかんかった。
結局、取られたもん、取り返されへんかった。
この絶望に染まる世界を変えられへんかった。
…ほんま、ゴメンやで。
キミが泣かんでええ世界、創ってあげられへんくて。
絶対的な闇を上塗りするかのような、漆黒の絶望。
生命力を奪うような圧倒的重圧を前に、次々に膝を崩す仲間達。
無力な涙は止め処なく零れ落ち、死の予感に満ちた世界に滲むような染みを描き出す。
始めからどうする事もできなかったのなら…これを運命と呼ぶのなら…
この世界には、己の全てを賭けるに値する何物も存在しないのか。
「謝る必要なんてねぇよ。
だから、ちょっとだけ待ってろ。
その涙…俺が直ぐに拭うから。」
FLEATIN
Final Episode.
絶望で塗り固められたフィールドに、風穴を開けるようなインパクト。
つ、遂に現れるのか…
額に「肉」マークの救世主がっ!?!?Σ(´∀`||;)
∧_∧ パーン
( ・∀・)
⊂彡☆))Д´) <…って、全身全霊を賭けて、現れさせねーよっ!?!?(爆)
(´-`).。oO(部屋の電気消されたから中途半端になったけど、やっぱりラフに携帯カメラじゃ、線拾いきれないな…
気が向いたら、(ボール)ペン入れしよう(´-ω-`;)ゞ
【関連】※2017/2/5追記
[9Tの新年会2017] 4日目 ~展開~
http://ameblo.jp/layer-zer0/entry-12244871694.html
【予告2】[9Tの新年会] The 4th Day -after daylight
http://ameblo.jp/layer-zer0/entry-12240939829.html
